〜もんで
原因・理由|言い訳を表す
★★
文体くだけた言い方
個人的な観点で物事の原因・理由を言うときに使います。おわびの場面でもよく使い、自分では状況を変えられず、しかたがないという意味で正当性を主張するときや、その事情について共感を求めるときに使うことが多いです。
後の文のない「〜もんで。」の形で使うこともあります。
使うときの注意「〜」には、原因・理由がきます。「〜もんで」の後には、その原因・理由から生じる事態を表す文がきます。話し手の意向を表す文や命令文はきません。
同じ表現の別の形
〜もので
接続型
Ⅴ普通形+もんで
うちは子どもが3人もいるもんで、教育費が大変なんです。
すみませんが、用事で今度の同窓会には行けないもんで、幹事は引き受けられません。
「ごめん。電車が遅れてたもんで、遅刻しちゃった」
「昨日のこと、怒ってる? お酒飲んでたもんで、よく覚えてないんだけど、変なこと言っちゃってたらごめん。謝るよ」
「健とけんかした?」「おう。あいつ、貸した金を返してくれなかったもんで、あいつとは絶交した」
接続型
i-A普通形+もんで
「すみません。この道、狭いもんで、ここに車は止めないでほしいんですけど」
「最近、あんまり会えなくてごめんね。仕事が忙しいもんで」
「最近飲み会に来ないじゃない」「すいません。まだ下の子が小さいもんで、なかなか参加できないんです」
「あんまり楽しかったもんで、ついつい朝方まで友達と話し込んじゃった」
「あの、私、あんまり目がよくないもんで、よく見えなくて……。前の方に座らせていただいてもよろしいですか」
初めてこの小説を読んだときは、当時の習慣とかに詳しくなかったもんで、よくわからないところがあったんです。
接続型
na-A普通形+もんで(ただし、「na-Aだ」→「na-Aな+もんで」)
「夫は恥ずかしがりなもんで、私の友達が来ても、いつも挨拶だけしてすぐにいなくなるのよ」
弟は体が丈夫じゃないもんで、よく学校を休んでるんです。
星空があまりにもきれいだったもんで、寒さも忘れてずっと眺めてました。
高校の頃は、英語が得意じゃなかったもんで、補習塾に通わされてました。
留学中、ホームステイ先の家族があんまり親切じゃなかったもんで、一日も早く帰国したかったんです。
接続型
N普通形+もんで(ただし、「Nだ」→「Nな+もんで」)
赤ちゃんの母親「ごめんね、けん君のおもちゃ取っちゃって。この子、まだ赤ちゃんなもんでわからないのよ」
「悪いけど、独身じゃないもんで、誘われてもお見合いパーティーには行けないよ」
友達が「いい人がいる」って紹介してくれたんだけど、好きなタイプじゃなかったもんで、デートもしなかったよ。
「昨日はごめん。夕方からバイトだったもんで、飲み会に出席できなくて」