〜もん
原因・理由|言い訳を表す
★★
文体くだけた言い方
個人的な観点で物事の理由づけを言うときに使います。自分では状況を変えられず、しかたがないという意味で正当性を主張するときに使うことが多いです。また、相手の発言を支える理由づけを示すことで共感を表すときにも使います。
「〜もの」が音声的に変化した形です。
使うときの注意「〜もん。」の形で文末に使うことが多いです。ふつう「〜もん。」の前の文のことについての理由づけを述べます。また、文末に使うのではなく、「〜もん、」の後に、「〜」を理由とする主張を述べることもあります。
「〜んだ」をつけて「〜んだもん」の形でもよく使います。
相手の話に共感する理由づけを示すときは「〜もんね」をよく使います。
若い人がよく使います。
よく一緒に使う言葉だって
同じ表現の別の形
〜もの
接続型
Ⅴ普通形+もん
漢字なんか書けなくてもいいよね。スマホが変換してくれるもん。
この靴、もう捨てちゃおうかな。もう履かないもん。
「バイトして、このタブレット買ったんだ」「ああ、前から欲しいって言ってたもんね」
「明日、漢字のテストないよね」「ないよ。だって、先生何も言わなかったもん」
接続型
i-A普通形+もん
「できるなら外に出たくないよね」「ほんと。毎日暑いもんね」
「企画部の藤田さんは人気者だよね」「だって、話がうまくて面白いもん」
母「こら、健、真里に謝りなさい」健「嫌だ。だって僕、悪くないもん」
「あのジェットコースター、また乗りたい?」「もちろん。スリルがあってすごかったもん」
「このお寿司、わさびが付いているけど大丈夫だった?」「うん、そんなに辛くなかったもん」
接続型
na-A普通形+もん
「美大の合格を目指してデッサンの練習してるんだね」「そうだよ。なんと言っても実技が重要だもん」
「ゆかりはいい成績じゃなかったみたい」「そうだろうな。レポートを読ませてもらったけど、あんまり論理的じゃなかったもん」
娘「この俳優、素敵だね」母「そうでしょう。若い頃から落ち着いてて知的だったもん」
「お父さんは好きじゃない。昔からお母さんには優しかったけど、子どもに対しては寛大じゃなかったもん」
接続型
N普通形+もん
「レイナちゃんは英語が上手なんだね」「だって、パパがアメリカ人だもん」
夫「ねえ、靴下どこ?」妻「知りませんよ。私、あなたのお母さんじゃないもん」
「もう、宿題できたの?」「うん、簡単な問題だったもん」
「昨日は台風の影響ですごい風だったね。会社行けた?」「行けたよ。だって電車は運休じゃなかったもん」
「ママが初めて海外に行ったときは大変だったんでしょう?」「そうだよ。今みたいにインターネットでいろんな情報が手に入る時代じゃなかったもん」
接続型
その他
母「まだ、起きてるの、早く寝なさい!」子「だって、パパがもうすぐ帰ってくるんだもん」
親「またけんかしてる。だめでしょ!」子「だって、お兄ちゃんが僕のおもちゃ、取ったんだもん」
親「今日も学校、休むの?」子「だって、体調が悪いんだもん」
先生「どうして、席替わったの?」子ども「だって、隣のリョウ君がうるさかったんだもん」
「ねえ、映画でも見に行こうよ。家にいても退屈なんだもん」「わかった。午後から出かけよう」
母「何してるの? 早くご飯食べなさい」子「だって、私の好きなおかずじゃないんだもん」