〜までのことだ
1
可能性|必然を表す
★
他に方法がなければ〜する覚悟を持っているし、それは大した問題ではないとはっきり言いたいときに使います。
使うときの注意過去形や否定形にはしません。
「〜」には意志的な行為を表す動詞がきます。主語はふつう一人称ですが、文中に表さないことが多いです。聞き手に忠告する文では聞き手を主語にする場合もあります。
仮定した状況について言うことが多いです。「〜たら、〜ば、〜場合」など条件を表す表現をよく一緒に使います。
似ている表現
〜までだ
接続型
Vるまでのことだ
もし子どもが障害を持って生まれたら、しっかり覚悟して一生懸命育てるまでのことだ。
もしこの裁判に負けたら、上告するまでのことだ。これが最後というわけではない。
店を持つには多少資金不足かもしれない。まあ、資金が足りなければ銀行から借りるまでのことだ。
倒産して財産を失ってしまうかもしれないが、そうなったら一から出直すまでのことだ。今から心配しても仕方がない。
この計画がうまくいかなかった場合は、別の方法を試すまでのことだ。方法はいろいろ考えられる。
夫婦関係がどうしてもうまくいかないのなら、別れて一人で生きるまでのことですよ。それも人生です。
2
程度|強調を表す
★
特に深い意味はなく、ただ〜しただけだとはっきり言いたいときに使います。もっと意味のあることのように思わせてしまったと話し手が考えている状況で他意はない、特別な理由はない、と、相手に伝えたいときに使います。また、相手への配慮から、自分の行為は大したものではないと謙遜して言う場合にも使います。
使うときの注意過去形や否定形にはしません。
「〜」には、意志的な行為を表す動詞がきます。
「〜から」など理由を表す表現をよく一緒に使います。
よく一緒に使う言葉ただ
似ている表現
〜までだ
接続型
Vたまでのことだ
「特に褒められたいと思ったわけではなく、ただテストでいい点を取りたかったから努力したまでのことだよ」
君の力になれるかもしれないと思ったから助けたまでのことで、別に君に好意を持っているわけではない。
実験を入念にしているわけではありません。はじめの方法でうまくいかなかったから、別の方法でやり直したまでのことなんです。
「おばさん、自転車、貸してくださってありがとうございました。これ、お礼です。どうぞ召し上がってください」「家にあるものをお貸ししたまでのことなのに……。すみません」