〜までだ
1
可能性|必然を表す
★
他に方法がなければ〜する覚悟を持っているし、それは大した問題ではないと言いたいときに使います。
使うときの注意過去形や否定形にはしません。
「〜」には意志的な行為を表す動詞がきます。
主語はふつう一人称ですが、文中に表さないことが多いです。聞き手に忠告する文では聞き手を主語にする場合もあります。
状況を表す文や「〜たら、〜ば、〜場合」など条件を表す表現をよく一緒に使います。
似ている表現
〜までのことだ
接続型
Vるまでだ
あ、最終バスはもう行ってしまったのか。まあいいや。バスがなければ、歩いて帰るまでだ。
父「そんなに気を落とすな。来年の大会出場を目指して、明日からまた頑張るまでだよ」
彼女に勇気を出して告白してみよう。だめだったら、いさぎよく諦めるまでだ。
介護が必要な妻のための休みが取れないなら、会社を辞めるまでだ。
人生は長い。今年国家試験に不合格だったら来年また受けるまでだと思えばいい。
2
程度|強調を表す
★
特に深い意味はなく、ただ〜しただけだと言いたいときに使います。もっと意味のあることのように思わせてしまったと話し手が考えている状況で、他意はない、特別な理由はない、と相手に伝えたいときに使います。また、相手への配慮から、自分の行為は重要なものではないと謙遜して言う場合にも使います。
使うときの注意過去形や否定形にはしません。
「〜」には、意志的な行為を表す動詞がきます。
よく一緒に使う言葉ただ
似ている表現
〜までのことだ
接続型
Vたまでだ
「怒ってないよ。ただ、メッセージの返事が遅くなった理由を聞いたまでだよ」
私はただあなたの意見に賛成できないと言ったまでで、悪気は全くありませんよ。
この作品の正直な感想を聞かせてくれと言われたから、思ったことを言ったまでだ。それなのに怒るなんて。
「あなたの命を助けてくれたのはお医者さんです。私はただ救急車を呼んだまでですから、そんなに大したことはしていません」
落とし主「財布を拾ってくださった方へのお礼はどうすればいいですか」警官「拾った方は、『落ちていた財布を拾って届けたまでなので、お礼はいらない』って言ってましたよ」