〜ばかり
1
程度|程度を表す
★★★
だいたいの量を表すときに使います。数量をはっきり言わないことで、少し改まった印象を感じさせる表現です。
「心ばかり」は慣用的な言い方です。
使うときの注意「〜」には、数量を表す言葉がきます。数量詞ではありませんが、「わずか・少し」など少ないことを表す言葉は、「ばかり」と一緒に使うことができます。
接続型
N(数量詞)ばかり
ちょっと気分転換に20分ばかり歩いてきます。
3日ばかり連絡しなかっただけなのに、母に怒られた。
この事務所では、150人ばかりの人が働いています。
申し訳ないが、1万円ばかり貸してもらえないだろうか。
出張のお土産です。心ばかりですが皆さんで召し上がってください。
接続型
その他
この小説の主人公はわずかばかりのお金を持って一人で旅に出た。
「久野はただ今席を外しておりますが、すぐに参りますので、少しばかりこちらでお待ちいただけますか」
2
とりたて|限定を表す
★★★★
〜の他のことがなく、同じものがたくさん、または、同じことを何度もする、同じことが何度もあるという意味を表します。話し手があまりいいことだと思っていないことを批判的に言いたいときによく使います。
使うときの注意「〜」が「名詞+が」や「名詞+を」のとき、「が・を」を「ばかり」に置き換えることが多いです。「〜」を強調したい場合は「ばかりが・ばかりを」のように「ばかり」の後に助詞がつく形になります。
「が・を」以外の助詞の場合は、「でばかり・ばかりで」「にばかり・ばかりに」のように、「ばかり」の前に助詞がつくことも「ばかり」の後に助詞がつくこともあります。
同じ表現の別の形
〜ばっかり
似ている表現
〜だけ
接続型
Nばかり
お菓子ばかり食べていると、太りますよ。
大学生の息子は勉強しないでアルバイトばかりしている。
あの人は他の人の悪口ばかり言うので、みんなから嫌われている。
頭がいい妹ばかりがかわいがられて、みんな私には関心がない。
若い頃は異性にモテることばかりを考えて、ファッションを選んでいた。
「私ばかりに聞かないで、わからないことはちゃんと自分で先生に聞いたら?」
接続型
その他
いつも仕事が丁寧なので、つい西村さんにばかり頼んでしまう。
新しいスーパーが近所にできた。最近はそこでばかり買い物している。
最近、地元の友だちとばかり会っている。