〜のならば
条件|話題を表す
★★★
文体硬い言い方
話の現場で出てきたこと、または相手の態度などから推測されることを話題として取り上げ、それに関連した事柄を述べるときに使います。
使うときの注意「〜」には相手の発言や態度、またはその場の状況から得られた情報がきます。「〜のならば」の後には、その話題に対する情報提供・話し手の判断・意向を表す文や相手への働きかけの文などがきます。
接続型
V普通形+のならば
これだけ人通りがあるのならば、この場所での新規出店には見込みがあるのではないか。
いまだに具体的な打開策が打ち出せないのならば、このプロジェクトの継続は断念したほうがいいと、社長もおっしゃっていました。
「この前いただいたお菓子、とてもおいしかったですよ」「お気に召していただけたのならば、また、お送りいたしますね」
「結局、転職はしませんでした」「そうか。転職しなかったのならば、今のところで精いっぱい頑張るんだな」
接続型
i-A普通形+のならば
客「今日は体調が良くないので、出かけないでこちらで休んでいることにします」旅館の従業員「そうでしたか。体調がおよろしくないのならば、ご心配ですね。どうぞお大事になさってください」
「上司の不始末を部下である私が謝罪するのはおかしいと思うのですが」「そうですよ。自分が悪くないのならば謝るべきではありませんよ」
昨日発表した新商品についての問い合わせがすでにかなり来ている。一日でこれだけ問い合わせが多かったのならば、出だしは順調と言えるだろう。
「今年は求人倍率も高くなくて、無事就職できました」「求人倍率がそれほど高くなかったのならば、少しは景気も回復してきたのでしょうかね」
接続型
na-A普通形+のならば(ただし、「na-Aだ」→「na-Aな+のならば)
納期に間に合わないことがすでに確実なのならば、すぐに連絡して事情を説明すべきだ。
木村は本当にあの会社に就職するつもりなのだろうか。あのように意志が明確でないのならば、面接試験には通らないだろう。
若いころ、歌手になるために本当に頑張っていたが、チャンスを生かせなかった。あれほど頑張って無理だったのならば自分の進むべき道ではなかったのだと今では思う。
不注意で間違った会計処理をしてしまう企業が後を絶たない。意図的でなかったのならば、罪に問われないだろうと思うかもしれないが、そうはいかない場合もある。
接続型
N普通形+のならば(ただし、「Nだ」→「Nな+のならば」)
海外転勤が決まった。英語は得意ではないが、必要不可欠なことなのならば、必死で勉強するしかない。
起き上がるのも難しい状況なのならば、無理をしないでゆっくり休んでほしい。
「明日九州まで出張なんですが、台風の影響で飛行機が飛ばないようです。新幹線の切符は一応確保しましたが」「飛行機でないのならばだいぶ時間がかかりそうですね」
静岡に行かれたとのこと、天候にも恵まれてなによりでしたね。晴天だったのならば、美しい富士山が見えたことでしょうね。
支払いの明細書に記載されていた金額が想定していた額でなかったのならば、カード会社に確認したほうがよいのではないでしょうか。