〜のなら
条件|話題を表す
★★★
話の現場で出てきたこと、または相手の態度などから推測されることを話題として取り上げ、それに関連した事柄を述べるときに使います。
使うときの注意「〜」には相手の発言や態度、またはその場の状況から得られた情報がきます。「〜のなら」の後には、その話題に対する情報提供・話し手の判断・意向を表す文や相手への働きかけの文などがきます。
接続型
V普通形+のなら
「実は海外営業の仕事がしたいと思っているんですが」「その方面の仕事を希望するのなら、もう少し英語ができないと厳しいかもしれませんね」
「4月から中国に赴任することになりました」「そうですか。中国に行かれるのなら、佐藤支店長によろしくお伝えください」
「これは何ですか。初めて見る果物です」「食べたことがないのなら、ぜひ食べてみてください。おいしいですから」
「課長、会議は来週に延期になりました」「来週になったのなら、部長にもご報告しておかないといけないね」
「昨日は車だったから、全然飲めなかったよ」「そうか、残念だったな。昨日飲めなかったのなら、今日は大いに飲んでくれよ」
接続型
i-A普通形+のなら
「せっかくお誘いいただきましたが、今週末は仕事があって伺えないんです」「そうですか。お忙しいのなら仕方がないですね。それではまた別の機会にでも」
「今度忘年会をやる店の料理はおいしいですよ」「料理がおいしいのなら、お酒も進みますね」
「このスマホ、最新型ですが、そんなに高くないんですよ」「そうなんですか。ちょうど買い換えようと思っていたところなので、高くないのなら、私も買いたいです」
美紀は旅行中靴が合わなくて、足が痛かったのだそうだ。痛かったのなら、我慢しないで言えばよかったのに。
「この映画、あまり面白くなかった」「これが面白くなかったのなら、次は別の監督の映画を見ようか」
接続型
na-A普通形+のなら(ただし、「na-Aだ」→「na-Aな+のなら」)
「職場で上司とうまくいかなくて精神的にまいっています」「そんなに頑張ってもだめなのなら、転職を考えてもいいのではありませんか」
「アパートの上の階の子どもがいつもばたばたうるさくて困ってるんだけど、直接苦情を言うのもね……」「直接言うのが嫌なのなら、郵便受けに手紙を入れておくのはどう?」
「すみません。私、どうも魚が苦手で……」「お魚がお好きじゃないのなら、どうぞお肉の方をたくさん召し上がってください」
「学生時代から運動は得意じゃなかったんです」「運動が得意じゃなかったのなら、私と同じですね。私も運動はだめでした」
接続型
N普通形+のなら(ただし、「Nだ」→「Nな+のなら」)
「ネットオークションで買ったゲーム機、壊れていて動かないんだ」「それはひどい。全然使えない状態なのなら、返金してもらわなくちゃ」
「会議は明日じゃなくて、延期になりましたよ」「そうですか。明日じゃないのなら、助かりました」
「さっきの方、日本語がぺらぺらですけど、中国から来た留学生なんですって」「日本人じゃないのなら、びっくりですね。てっきり日本人だと思っていました」
「亜紀ちゃんのお姉さん、元アイドルだったの? アイドルだったのなら芸能界のこと、よく知ってるでしょ」
「あれ? ここは昔、こんな公園じゃなかったよ」「公園じゃなかったのなら、ここは何だったの?」