〜のだろう
根拠に基づく判断|推量を表す
★★★
文体書き言葉的な言い方
根拠はあるけれど、話し手がはっきり断定できないことを推量するときに使います。出来事や事柄を根拠にして、その理由や原因を推量したり、話し手が状況を判断するときに使います。
使うときの注意話し手自身の意志的な行為の判断・推量には使いません。
「〜のでしょう」の普通形として普通体の文章の中で使います。また、「〜と思う」の引用文の中でも使います。「〜のだろうか」という疑問の形もよく使います。
会話では「〜んだろう」の形で使うことが多いです。
よく一緒に使う言葉疑問詞(何・いつ・どこなど)、きっと、たぶん、恐らく
同じ表現の別の形
〜んだろう
接続型
V普通形+のだろう
飼っている魚にえさをやったのに全然食べない。動物にも好き嫌いがあるのだろう。
かばんがないから、課長は今会社にはいないのだろう。
谷口さんは最近機嫌がいい。何かいいことでもあったのだろう。
天気予報では雨が降ると言っていたが、道路は濡れていない。雨は降らなかったのだろうか。
妹が突然会社を辞めた。理由を聞いても教えてくれないが、何か他にやりたいことがあるのだろうと思う。
接続型
i-A普通形+のだろう
原さんは異性にすごくモテる。きっと性格がいいのだろう。
差し入れのお菓子がたくさん残っている。あまりおいしくないのだろう。
いつも無愛想な息子が今日はよく話す。きっと試合に勝ったことがよほどうれしかったのだろう。
映画の途中で隣の席の人は帰ってしまった。面白くなかったのだろうか。
父は何も言いませんけど、母が亡くなってたぶんさびしいのだろうと思います。最近、テニススクールに通い始めたそうです。
接続型
na-A普通形+のだろう(ただし、「na-Aだ」→「na-Aな+のだろう」)
ヨウさんは何にでも七味唐辛子をかける。辛いものが好きなのだろう。
藤田さんを飲み会に誘ってもいつも断られる。飲み会が好きじゃないのだろう。
平田さんは歩いて日本一周をすると言って出かけて行ったが、すぐに帰ってきた。やはり無理だったのだろう。
暇だったら遊ぼうとマリカさんに連絡したけど、返事がなかった。暇じゃなかったのだろう。
接続型
N普通形+のだろう(ただし、「Nだ」→「Nな+のだろう」)
あの二人は顔も声もよく似ている。兄弟なのだろう。
散歩中にいつもあいさつをしてくれる男性がいる。きっとこのマンションの住人なのだろう。
アルバイトの面接から1週間経った。何も連絡がないので、恐らく不採用だったのだろう。
朝通ったときは通行止めだったけど、帰るときには普通に通れた。工事かと思ったけど工事じゃなかったのだろう。