〜のだ
1
説明|説明を表す
★★★★
ある事柄の前提となる事実や、状況の背後にある理由・原因・事情などを説明したり、説明を求めたり、確かめたりするときに使います。また、「〜のだが・〜のですが」などの形で話の前置きとしても使います。
同じ表現の別の形
〜んだ、〜の
接続型
V普通形+のだ
来月から忙しくなる。会社が新しい企画を立ち上げたのだ。
今日は一日中うれしい気分でした。先生がレポートを褒めてくれたのです。
これまで誰の力も借りずにこの店を一人でやってこなければならなかった。私には頼りにできる家族も友人もいなかったのだ。
「なぜこの大学を選んだのか教えていただけますか」
「木村さん、落ち込んでいるみたいだね」「またコーチに叱られたのかもしれないね」
「あのー、1時間以上前に注文したピザがまだ届いていないのですが……」
「11月に20人ぐらいの団体旅行を計画しているのですが、見積もりをお願いできますか」
接続型
i-A普通形+のだ
あいつは考え方が甘いのだ。世の中いつも自分の思い通りになると思っている。
僕がなりたいのは建築家だ。医者にはなりたくないのだ。この気持ちを父になんとかわかってもらいたい。
あの頃は毎晩酒を飲んでいた。一人暮らしが寂しかったのだ。
私は大学の中でも大きなテニスサークルに入った。たくさん友達がほしかったのだ。
弟は今日一日中部屋にこもっていた。誰とも話したくなかったのだろう。
「先生、大学進学のことでちょっと相談したいのですが、今、お時間よろしいでしょうか」
接続型
na-A普通形+のだ(ただし、「na-Aだ」→「na-Aな+のだ」)
あの男から連絡が来たが、返信しなかった。もう彼のことは考えるのも嫌なのだ。
ありがたいというより迷惑なのです。私の心配はもうしないでください。
このお菓子、まだ残っている。母はこのお菓子があまり好きではないのだろう。
家を売る手続きが大変だったのか、父は昨夜疲れ切って帰ってきた。
本に夢中だったのだろう。私が何を聞いても、夫は本から目を離さなかった。
公園のトイレに入ろうとしたユミがあっという間に出てきた。きれいではなかったのだそうだ。
接続型
N普通形+のだ(ただし、「Nだ」→「Nな+のだ」)
ここは外国の要人が泊まるホテルなのだ。警備も厳重にしなければならない。
あの人はさっきから熱心に楽譜を読んでいる。音楽家なのかもしれない。
純は15歳。もう子どもではないのだ。親の離婚を理解できるだろう。
あの業者にはもう頼まないことにした。仕事のやり方が期待外れだったのだ。
父は腕のいい大工だったのです。それで、私も父の後を継いで大工になりました。
駅の近くでいいマンションを見つけたが、結局、買わなかった。ペットが飼えるマンションではなかったのだ。
2
説明|納得・発見を表す
★★★
ある事態に気がついたと言いたいとき、または、ある事態に気がついて納得したと言いたいときに使います。
使うときの注意気がついた時点、納得した時点は発話時でも、前から続いていた事態に今、気がついた、今、納得したと強調するときにはタ形に接続することもあります。
よく一緒に使う言葉それで、だから
同じ表現の別の形
〜んだ
接続型
V普通形+のだ
美知はインフルエンザだそうだ。なるほど、それで4日間も学校を休んでいるのだ。
リーさんは日本の企業で働きたいらしい。だから、あんなに熱心に日本語を勉強しているのだな。
あの子にはあの子の言いたいことがあったのですね。私はそのことに気づいていませんでした。
ああ、雪が降っていたのだ。道理で寒いと思った。
スマホの充電が十分ではなかったようだ。だから、さっき電話が切れてしまったのだ。
白石さんは今、大事な試験の直前で大変らしい。それで、最近彼女から連絡がないのだと納得した。
接続型
i-A普通形+のだ
ひとつ分かったことがある。子どもたちの叱り方はこのぐらいがちょうどいいのだ。きつすぎても甘すぎてもいけない。
「ああ、あなたは結局お金がほしいのですね。今、わかりましたよ」
そうか、このやり方では効率がよくないのだ。どうして今まで気がつかなかったかな。
弟は本当に家を出たかったのだ。今はお金はなくてもとても楽しそうに過ごしている。
今日の授業の私の発表は、クラスメートの反応がよくなかった。話が分かりにくかったのだと、後で大いに反省した。
あの人には私のアドバイスがありがたくはなかったのだ。それで、あんな困ったような表情をしたのだ。
接続型
na-A普通形+のだ(ただし、「na-Aだ」→「na-Aな+のだ」)
ああ、山小屋の夜はこんなに静かなのだ。
今、気がついたが、入会するには入会金が必要なのだ。無料ではないのだ。
昨日、三井君と浅井さんと私の3人で食事した。食事中、私はじゃまなのだと気がついたが、最後まで付き合った。
今思えば私がばかだったのだ。親の言うことの方が正しかったのだ。
この試験に合格するのは、考えていたほど簡単ではなかったのです。それがわかっていませんでした。
接続型
N普通形+のだ(ただし、「Nだ」→「Nな+のだ」)
そうか。この本で言いたいことは愛の大切さなのだ。
日本で暮らして半年。山へも海へもよく行く。ああ、日本は島国で山国なのだと改めて思う。
災害にあったとき、つらいのは私一人ではないのだと思った。そうしたら元気が出てきた。
どうも着心地が悪いと思った。服が後ろ前逆だったのだ。
あゆみさんのほうが私より年下だと思っていましたが、7歳も年上だったのです。驚きました。
ああ、山本は、本当の犯人ではなかったのだ。ドラマの最後のシーンで、ようやく気づいた。
3
説明|主張・命令を表す
★★★
接続型
Vる+のだ
一流の料理人になれるまで、あきらめずに頑張るのだ。
起き上がるのです。何回転んでも……。
息子たちよ。大人になっても兄弟仲よくするのだぞ。助け合うのだぞ。
はじめは寂しくても我慢するのだ。じきに一人の生活にも慣れるだろう。
4
説明|まとめ・言い換えを表す
★★★
それまで述べてきた内容の要点をまとめたり、わかりやすく言い換えたりするときに使います。
よく一緒に使う言葉つまり、要するに
同じ表現の別の形
〜んだ、〜の
接続型
V普通形+のだ
あの男はどんなこともデータと理論だけで考えようとする。要するに、人間的な感情に欠けているのだ。
作家Aの文章は漢字が多い。エッセイストBの文章は漢字が少ない。どちらが正しいとは言えない。つまり、漢字の使用にはルールなどないのだ。
風が強くなったし、雨も降りだした。台風が近づいてきたのだ。
松井君のレポートは不完全だった。締め切りにも遅れた。内容もいい加減だった。要するに、彼にはやる気がなかったのだ。
木下さんは予選で負けてしまいました。つまり、夢だった決勝の舞台には立てなかったのです。
接続型
i-A普通形+のだ
母はスマホを使わない。ビデオの録画もできない。炊飯器とか電子レンジとかの調理家電も使いこなせない。つまり、機械には弱いのだ。
この町は歴史的にも地理的にも興味深い場所が多い。なにしろ奥が深いのだ。
旅行にも行きたくない。おいしいものにも興味がない。今は何をしても面白くないのだ。
おいしい料理もいろいろあったし、友人とのおしゃべりもいつまでも続きました。とにかく楽しかったのです。あの晩は。
真知子はいつ誘っても、体調が悪いとか用事があるとか言って誘いに応じてくれなかった。要するに、僕に会いたくなかったのだろう。
接続型
na-A普通形+のだ(ただし、「na-Aだ」→「na-Aな+のだ」)
井上さんは聞かれれば簡単に答えるが、あまり多くは話さない。自分から何か聞くということもしない。とにかく無口なのだ。
父は一度決めたら考えを変えないし、こちらの言うことも聞いてくれません。要するに、父は頑固なのです。
私は料理もできないし、掃除もあまりしない。つまり、家事が得意ではないのだ。
あの頃は、月に1、2度は山に行っていた。冬でも行った。私は本当に山が好きだったのだ。
私は高校時代、よく授業をさぼった。遅刻も多かった。勉強もしなかった。要するに、真面目ではなかったのだ。
接続型
N普通形+のだ(ただし、「Nだ」→「Nな+のだ」)
ゆりはコミュニケーション能力もあり、知識も幅広い。計画性もある。有能な女性なのだ。
私はこの歌手の大ファン。彼の歌を聴いていると幸せな気持ちになれます。彼は私にとって特別な存在なのです。
明日は入社式だ。明日からはもう学生ではないのだ。
このかばん、すぐひもが切れた。ファスナーも壊れた。色も落ちた。粗悪品だったのだ。
このラーメン屋、まだある。閉店したといううわさは本当ではなかったのだ。