〜にひきかえ
対比|対比を表す
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ある事柄を〜と主観的に対比するときに使います。「〜にひきかえ」の後の文の事柄のプラス評価、またはマイナス評価を強調する言い方です。
使うときの注意「〜にひきかえ」の後には、「〜」と反対の評価の事柄を表す文がきます。
「〜」が文の場合は、「の」を使って名詞にして接続します。
接続型
V普通形+の+にひきかえ
弟がしっかり勉強しているのにひきかえ、兄のほうは遊んでばかりいる。
同僚が次から次へと偉くなっていくのにひきかえ、私はいまだに平社員のままだ。
私が一度も海外旅行の経験がないのにひきかえ、妹は数えきれないくらいの国を旅行している。あの行動力を見習いたい。
父の死後、姉が莫大な遺産を譲り受けたのにひきかえ、私はお金になりそうにもない田舎の土地しかもらえなかった。
去年の春は桜がすぐ散ってしまったのにひきかえ、今年は長く花見を楽しめている。
以前の社長は従来のやり方を変えようとしなかったのにひきかえ、現在の社長は次々に改革案を打ち出している。
接続型
i-A普通形+の+にひきかえ
正社員の給料が高いのにひきかえ、非正規社員である私の給料は低い。
山本さんの営業成績がよくないのにひきかえ、後輩の田中さんの営業成績はトップクラスだ。
昨日の国会中継では、ある議員の質問が非常に鋭かったのにひきかえ、大臣の答弁は的確さに欠けていた。
内陸部ではこの地震の被害が少なかったのにひきかえ、沿岸部では甚大な被害が出ている。
去年の冬は暖冬でさほど寒くなかったのにひきかえ、今年の冬は非常に寒さが厳しい。
接続型
na-A普通形+の+にひきかえ(ただし、「na-Aだ」→「na-Aな+の+にひきかえ・na-Aである+の+にひきかえ」)
僕が父に似て臆病なのにひきかえ、弟は何事にも大胆だ。
我が社の業績が好調でないのにひきかえ、A電機は家電部門を中心に順調に業績を伸ばしている。
スピーチ大会では緊張しすぎた。私の前の順番だった林君のスピーチが完璧だったのにひきかえ、私はまるでだめで、恥ずかしかった。
当時、貴族の暮らしは何もかもぜいたくであったのにひきかえ、庶民の暮らしは非常に貧しいものだった。
母が几帳面でなかったのにひきかえ、父は何事にもきっちりしていたので、家計は父が握っていた。
接続型
Nにひきかえ・N普通形+の+にひきかえ(ただし、「Nだ」→「Nな+の+にひきかえ・Nである+の+にひきかえ」)
しっかり者の祖母にひきかえ、祖父は何事にもだらしない人だった。
兄は勉強もスポーツもできる文武両道です。それにひきかえ、私はどちらもだめです。
市の図書館は近代的でスタイリッシュな建造物であるのにひきかえ、その隣にある公民館は老朽化した建物のままだ。
私が努力型でないのにひきかえ、恵美はコツコツ努力するタイプで、周りからも評価が高い。
あの頃は、皆がバラ色の未来を描ける時代だったのにひきかえ、今は、非常に失業率が高い暗黒の時代だ。
くじで私が引き当てた賞品が大した物ではなかったのにひきかえ、山根さんは一等の旅行券を引き当てた。