〜に対して
対比|対比を表す
★★★
〜が他の事柄と対比的であると言いたいときに使います。2つの事柄の性質がまったく異なると言いたいときにも使います。
使うときの注意「〜」が文の場合は、「の」を使って名詞にして接続します。
同じ表現の別の形
〜に<ruby>対<rt>たい</rt></ruby>し
接続型
V普通形+の+に対して
軽井沢は夏には避暑客でにぎわうのに対して、冬にはスキー客でにぎわう。
天気予報によると、明日は関東では春の陽気になるのに対して、北海道では雪が降るそうです。
姉が家の手伝いをあまりしないのに対して、妹は進んでよくする。
一人で行く旅行が味気ないのに対して、気の合う仲間と行く旅行は楽しい。
会社全体の利益率は、上半期は昨年に比べ低迷していたのに対して、下半期は2倍の利益率だった。新製品の売り上げが好調だったためだ。
接続型
i-A普通形+の+に対して
この店が客が多いのに対して、隣の店はがらがらだ。
日本の大学は、入学が難しいのに対して、卒業は易しいと長年言われてきた。
うちには猫と犬が1匹ずついる。猫が10歳でもう若くないのに対して、犬の方は生まれたばかりだ。
父親が厳しかったのに対して、母親はとても優しかった。頼み事があるときはいつも母親に相談していた。
私が運動神経がよくなかったのに対して、弟はスポーツ万能だった。運動会ではいつも弟が家族のヒーローだった。
接続型
na-A普通形+の+に対して(ただし、「na-Aだ」→「na-Aな+の+に対して・na-Aである+の+に対して」)
この道は人通りが多くてにぎやかなのに対して、一本向こうの道は静かだ。
母が器用であるのに対して、父はとても不器用だ。そのため、家の大工仕事はすべて母がやっている。
田中君が何事にも積極的でないのに対して、加藤君は好奇心旺盛でどんなことにも精力的にチャレンジする。
デパートで売られている服が安価ではないのに対して、ファストファッションの店では誰もが手の出る値段の服が販売されている。
小学校のとき、私は算数が苦手だったのに対して、兄は得意でした。算数の宿題はいつも兄にやってもらっていました。
昨年は冷夏のためビールの売り上げが順調でなかったのに対して、今年は猛暑ということもあり、昨年の2倍の売り上げが見込まれている。
接続型
Nに対して・N普通形+の+に対して(ただし、「Nな+の+に対して・Nである+の+に対して)
田舎の静けさに対して、都会の雑踏や喧噪は、決して心安らぐものではないと祖母がよく言っていた。
昨年のトレンドカラーはブルーだった。それに対して今年はピンクが流行っている。
今、日本は真冬なのに対して、ブラジルは真夏です。
国会は参議院と衆議院とで構成されている。参議院の任期が6年であるのに対して、衆議院の任期は4年である。
私は物事を突き詰めるような性格でないのに対して、妹は何事にも妥協しない完璧主義者だ。
父が理科系だったのに対して、兄は文科系だった。二人とも物の捉え方がまったく異なるので、意見が交わることはなかった。
我が社の人事評価は、景気が悪化する前は能力至上主義ではなかったのに対して、不景気になってからは、まさに能力至上主義そのものだ。