〜にしろ〜にしろ
並列・列挙|全部を表す
★★
〜で2つの例を挙げて、どちらの場合でも同じことが言えると言いたいときに使います。
「〜にしろ[疑問詞]+にしろ」の形も使い、同じような場合なら全部同じことが言えることを表します。
使うときの注意2つの「〜」には異なる品詞がくる場合もあります。
「〜」には、意味的に関連のある言葉、または対立する意味の言葉がきます。
接続型
V1普通形+にしろV2普通形+にしろ
海外旅行をするにしろ国内旅行をするにしろ、時間とお金が必要になる。
掃除しないにしろ洗濯しないにしろ大した問題ではない。疲れているときは家のことをするより休むほうがいい。
この事業が成功したにしろ失敗したにしろ、私には関係ないことだ。
この授業では出欠をとらないので、出席したにしろしなかったにしろ、評価には関わらない。テストの点数が全てだ。
接続型
i-A1普通形+にしろi-A2普通形+にしろ
家族と離れて心細いにしろ寂しいにしろ、一人で頑張らなければいけない。留学生はみんな同じ環境なのだ。
外がそんなに暑くないにしろ寒くないにしろ、電車の中では、いつもエアコンがガンガン効いている。
「不動産屋が勧めてくれた物件だったけど、駅から近かったにしろ家賃が安かったにしろ、当時、大型犬を飼っていたからマンションはだめだったんだ」
「ここのラーメン屋、つぶれたみたいだね。値段も手頃でまずくはなかったと思うけど」「安かったにしろ、まずくなかったにしろ、この辺りはラーメン屋の激戦区だから難しいよ」
接続型
na-A1普通形+にしろna-A2普通形+にしろ(ただし、「na-Aだ」→「na-A+にしろ・na-Aである+にしろ」)
バイト先の店長が無愛想であるにしろ頑固であるにしろ、給料がいいからやめるつもりはない。
「好きじゃないにしろ得意じゃないにしろ、勉強できるときにやっておいた方がいいよ。勉強したくてもできない人は山ほどいるんだから」
その頃は孤独だったにしろ金がなかったにしろ、精神的に悩んでいる余裕がなかった。
上司の指示が明確じゃなかったにしろ十分じゃなかったにしろ、どうにかして指示された書類を完成させなければならなかった。
接続型
N1普通形+にしろN2普通形+にしろ(ただし、Nだ」→「N+にしろ・Nである+にしろ)
サッカーにしろ野球にしろ、スポーツは生で見るのが一番です。
5千円にしろ1万円にしろ、私にとっては大金だ。
甘い物にしろ何にしろ、寝る前に何か食べると必ず太る。
弟は出張だったにしろ旅行だったにしろ、母にはいつも宿泊先を知らせていた。
上司が山本部長だったにしろ、山本部長じゃなかったにしろ、いずれにしても私はこの会社を辞めていたと思う。