〜にしても〜にしても
並列・列挙|全部を表す
★★
〜で2つの例を挙げて、どちらの場合でも同じことが言えると言いたいときに使います。
「〜にしても[疑問詞]+にしても」の形も使い、同じような場合なら全部同じことが言えることを表します。
使うときの注意2つの「〜」には異なる品詞がくる場合もあります。
「〜」には、意味的に関連のある言葉、または対立する意味の言葉がきます。
接続型
V1普通形+にしてもV2普通形+にしても
ここの食堂の定食は、ごはんを大盛にするにしてもしないにしても、同じ値段だ。
本を読むにしても何をするにしても、テレビのついている部屋ではうるさくて落ち着かない。
食生活はバランスが大切だ。肉や魚を全く食べないにしても野菜を全く食べないにしても、あまり体にいいとはいえない。
昨日買ったにしても今日買ったにしても、肉をスーパーに返品するのは難しいだろう。
高校を卒業しなかったにしても大学に行かなかったにしても、履歴書にうそを書いてはだめだ。
接続型
i-A1普通形+にしてもi-A2普通形+にしても
寒いにしても暑いにしても、制服だと調整しにくい。
喉が痛くないにしても頭が痛くないにしても、検査の結果がインフルエンザなら、学校を休まなければならない。
会計係「公費で買ったものは安かったにしても高かったにしても、必ず領収書を出してください」
料理がおいしくなかったにしても店の雰囲気がよくなかったにしても、露骨に顔に出すなんて下品だと思います。
接続型
na-A1普通形+にしてもna-A2普通形+にしても(ただし、「na-Aだ」→「na-A +にしても・na-Aである+にしても」)
上司が優秀であるにしても部下が優秀であるにしても、どちらにしてもそれは幸運なことだ。
生徒たちが熱心じゃないにしても素直じゃないにしても、田中先生は気にせず淡々と授業を進めている。
好きだったにしても嫌いだったにしても、あの人との関係はもう思い出したくもない。
祖母が元気じゃなかったにしても機嫌が悪かったにしても、いつものことだからそれを受け止めるしかなかった。
接続型
N1普通形+にしてもN2普通形+にしても(ただし、「Nだ」→「N+にしても・Nである+にしても」)
犬にしても猫にしても、私はアレルギーがあるから飼えない。
妹にしても弟にしても、乗り物酔いをする体質なので、長時間のバス旅行の後は、少しぐったりした様子だった。
晴天にしても晴天じゃないにしても、日中なら空には必ず太陽がある。
ストレスの原因が仕事であるにしても人間関係であるにしても、解消方法は必ずあるはずだ。
締め切りが今週じゃないにしても来週じゃないにしても、近いことには変わりないんだから頑張らないと。
渋滞がひどかったので、バスだったにしてもタクシーだったにしても、結局かかった時間に大差はなかっただろう。