〜なりのN
程度|相応を表す
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物事が〜という状況に見合う程度だと言いたいときに使います。
「〜なりに」の名詞を説明する形です。
「限界はあるものの、その範囲内だ」という意味を含むことが多いです。
「それなりの」は慣用的な言い方です。
接続型
V普通形+なりのN
「高校卒業後、すぐに結婚するんですか。結婚するなりの覚悟はできていますか」
お金がないなら、ないなりの生活の工夫が必要ではないか。
人手不足は深刻な問題だが、働き手がいないなりの対応をとっていくしかない。
今日から君たちは社会人です。社会人になったなりの責任感を持ってください。
私は弁護士をしていたなりの法律の知識は持っています。
彼の絵は自己流ですが、習わなかったなりの独創性があるのではないでしょうか。
接続型
i-A普通形+なりのN
僕は貧しいが、貧しいなりの誇りというものがある。
さっきのサーブは調子がよくないなりの最高のプレーだったように自分でも思えた。
このブランドのかばんは、かれこれ20年も愛用している。高かったなりの価値はあった。
おじいさんが一人で登山したのは体調がよかったなりの判断だったのでしょう。
接続型
na-A普通形+なりのN(ただし、「na-Aだ」→「na-A+なりのN・na-Aである+なりのN)
私の趣味はギターだ。始めたばかりなのでまだ下手だが、下手でも下手なりの楽しみ方があると思っている。
「リョウ君のお父さんって有名な建築家でしょう。うらやましいな」「そうかな。親が有名であるなりの苦労があるものだよ」
今回の社を挙げてのビッグプロジェクトは大変だったが、大変だったなりの充足感が残った。
うちは大家族で決して裕福ではなかった。しかし、裕福ではなかったなりの家族の一体感と温かさはあった。
接続型
N1なりのN2・N普通形+なりのN2(ただし、「Nなりだ」→「N1なりのN2・N1であるなりのN2)
ファッションデザイナーとして自分なりのスタイルをこれからも貫いていくつもりです。
「私には私なりの考えがあるんだから、お母さんは黙ってて!」
相続の問題など、金持ちには金持ちなりの悩みがある。
部下の田中さんは何をするにもスローペースだが、彼女にはスローペースなりの丁寧さがある。
彼にはそれなりの収入があったが、ギャンブルにすべて使い込んでしまっていた。
ABC社の前会長、松下昇氏の企業家としての人生は順風満帆だったが、それでも創業者であるなりの苦労は想像を絶するものだったようだ。
コメンテーターの山本氏は経営の専門家ではない。しかし、専門家ではないなりの自由な意見や発想が世間の評判になっている。
閉店間際にスーパーで野菜を買ったが、やはり、売れ残り品だったなりの品物だった。