〜なさそうだ
1
根拠に基づく判断|様子を表す
★★★★
外見の様子を表す言い方です。外見からいかにも〜ではないように感じられると想像したことを表します。
また、「うれしい・痛い・眠い・〜たい」など感情・感覚を表す形容詞は、主語が三人称の場合、直接使えないので、「〜なさそうだ」をつけて使います。
形容詞・名詞・「ない」(動詞「ある」の否定)の場合の形です。
使うときの注意客観的に見てすぐわかるようなことや、推測の余地のないことには使えません。
「〜なさそうな・〜なさそうで・〜なさそうに」のように、ナ形容詞と同じ形に変化します。
対立する表現
〜そうだ
接続型
Vない+なさそうだ
「けがはなさそうだね。でも、転んで痛かったでしょう。お大事にね」
見たところ汚れはなさそうだから、ガラス窓は拭かなくてもいいです。
工藤さんはあの映画には興味がなさそうだった。誘わなくてもいいだろう。
接続型
i-Aい+くなさそうだ(ただし、「いい」→よくなさそうだ」)
このサラダは彩りが悪くて、あまりおいしくなさそうだ。
食事の時間になったが、みんな何も食べたくなさそうだった。
「外はそんなに寒くなさそうだから、コートは着なくてもいいね。」
この猫、今日はなぜか魚はほしくなさそうで、あまり食べない。
私が言った一言が気に入らなかったのか、妹はずっと面白くなさそうな顔をしていた。
決して若くはなさそうな女性が、怖い顔で私をにらんだ。
外は雪だ。犬も雪は嫌なのかな。シロは散歩に行きたくなさそうに部屋のすみにうずくまっている。
接続型
na-Aではなさそうだ
「スポーツセンターまで一人で行けそうですか」「地図を見ると、道は複雑ではなさそうです。迷わず行けると思います。
「あの人は脚が丈夫じゃなさそうだから、頂上まで登るのはきついんじゃないでしょうか」
「小泉さんに会計係になってほしいっていう話をしてみたら、それほど嫌じゃなさそうでしたよ」
課長は酒はあまり好きじゃなさそうで、ほんの少ししか飲まなかった。
「この魚、いつ買ったの? あまり新鮮じゃなさそうな感じだけど…」
接続型
Nではなさそうだ
この絵は本物じゃなさそうだ。この画家の作風とは明らかに違っている。
「あの子は小学生じゃなさそうだね。他の子たちより大人っぽいよね」
触った感じでは、この靴は本革ではなさそうです。
これは真理さんの字ではなさそうだから、誰が書いたものかみんなに聞いてみないと。
台風で庭のりんごが全部落ちてしまった。傷ものではなさそうなものだけ選んでお菓子を作った。
2
根拠に基づく判断|予想を表す
★★★★
いろいろな状況から〜ではないだろうと予想したことを表します。総合的に判断した推量・予感・可能性などを言うときに使います。
形容詞・名詞・「ない」(動詞「ある」の否定)の場合の形です。
使うときの注意「〜なさそうな・〜なさそうで・〜なさそうに」のようにナ形容詞と同じ形に変化します。
対立する表現
〜そうだ
接続型
Vない+なさそうだ
田中先生は今日は時間がなさそうだ。後日、また来ることにしよう。
「このタレントさんは最近テレビによく出てますけど、そのわりに人気がなさそうですね」
この店にはいいのがなさそうだから、他の店に行ってみよう。
報告書にミスはなさそうだったので、承認の印を押した。
接続型
i-Aくなさそうだ(ただし、「いい」→「よくなさそうだ」)
歌番組をやってるけど、知らない歌手ばかりだし、あまり面白くなさそうだ。
「週末は天気がよくなさそうですね。出かけようと思ってたんですが、やめようかなあ」
この料理なら難しくなさそう。僕にも作れるかもしれない
猫がほしい。一人暮らしでも猫と一緒なら寂しくなさそうだから。
満員電車に乗るのは大変だから、できれば乗客が多くなさそうな時間に乗ったほうがいいと思います。
接続型
na-Aではなさそうだ
車がひどく壊れている。修理は簡単ではなさそうだ。
一生懸命勉強すれば、日本語能力試験N1合格も不可能ではなさそうです。
力持ちの小川さんなら重い荷物を運ぶのもそれほど大変じゃなさそう。引っ越しを手伝ってもらおうかな。
石川さんはそんなに暇じゃなさそうだったから、この仕事は頼まなかった。
散歩していたら小さな神社を見つけた。特に有名ではなさそうな神社だったが、いい雰囲気で気に入った。
接続型
Nではなさそうだ
あ、バスを間違えたかな。公園に行くのはこのバスじゃなさそうだ。
電車の中で知らない人に話しかけられた。悪い人ではなさそうだったけど、少しなれなれしくて困った。
仕事中に母から電話があった。大した用事ではなさそうだったから、後でかけ直すと言って電話を切った。
医者の話を聞いてみると、どうやら悪い病気ではなさそうで、安心した。
安くてもあまりいい品物じゃなさそうなものは買わないほうがいい。