〜なくちゃ
義務|義務を表す
★★★★
文体くだけた言い方
義務・不可避であること、必要があることを表します。社会的常識や規則、法律などによる一般的な判断を表す場合も、話し手個人の判断を表す場合もあります。話し手が自分の行為について言う独り言でもよく使います。
「〜なくてはならない」が音声的に変化した形である「〜なくちゃならない」、または「〜なくてはいけない」が音声的に変化した形である「〜なくちゃいけない」の「ならない・いけない」を省略した形です。
使うときの注意諭す意味で使う場合は、ふつう、教師や親など、行動を規制できる立場の人が、生徒・子どもなどに対して言います。
同じ表現の別の形
〜なくちゃいけない、〜なくちゃならない、〜なくては
接続型
Vない+なくちゃ
図書館の本、明日までに返さなくちゃ。
あっ、もう5時。そろそろ帰らなくちゃ。
明日こそ妹に謝らなくちゃなあ。
また電気を消すのを忘れた。気をつけなくちゃ。
日本映画の勉強をしているなら、この監督の作品は見ておかなくちゃ。
母「もう12時だよ。明日早いんでしょ。早く寝なくちゃ」子「うん、お休みなさい」
接続型
i-Aい+くなくちゃ (ただし、「いい」→「よくなくちゃ」)
料理は、簡単でおいしくなくちゃ。そんなレシピないかな。
高級レストランなら、当然、サービスもよくなくちゃ。
「海外旅行用のスーツケースならもっと大きくなくちゃ。これじゃ、荷物が全部入らないよ」
「将来ピアニストになるの?」「ビアニストになるには指が長くなくちゃ。手が小さい私には無理」
「主人公の優雅さを出すためには、この衣装はスカートのたけがもっと長くなくちゃ」
接続型
na-Aでなくちゃ
何をするにも、まず自分が健康でなくちゃ。
「アナウンサーは言葉が明瞭でなくちゃ。あんなにもごもご話していちゃだめだよね」
「わっ! 赤信号だよ! 運転はもっと慎重でなくちゃ」「ごめん」
親「優君、お隣のおじいさんと話すときの言葉はもっと丁寧じゃなくちゃ」子「わかった。気をつける」
接続型
Nでなくちゃ
ジャムは手作りでなくちゃ。市販のものとは味が全然違う。
「靴が黒なら、ベルトも黒じゃなくちゃ。同じ色のほうがかっこいいよ」
子「友達と遊園地に行ってもいい?」親「子どもだけではだめだよ。大人と一緒でなくちゃ」
接続型
その他
子「今日は宿題してからゲームしよう」親「お、いいね。いつもそうでなくちゃ」