〜どころではなく

1 対比たいひはん予想よそうを表す ★★
〜と予想よそうしたが、実際じっさい予想よそうおおきくちがうといたいときに使つかいます。
使うときの注意「〜」には事実じじつでないことがきます。「〜どころではなく」のあとには、予想よそうまった反対はんたい結果けっかぶんがきます。
似ている表現 〜どころか
接続型 普通ふつうけい+どころではなく
わせの時間じかんまでには余裕よゆうがあるとおもってのんびりしていたら、はやどころではなく結局けっきょく10じゅっぷんちかくも遅刻ちこくしてしまった。
んだ胃薬いぐすりつよすぎて、調子ちょうしがよくなるどころじゃなくれてしまった。
後輩こうはい仕事しごと紹介しょうかいしたが、わたし感謝かんしゃするどころではなく挨拶あいさつもなくやめてしまった。
ゆきさんはおさけはあまりまないとっていたのに、まないどころではなくじつはとんでもない酒豪しゅごうだった。
ダイエットのためにテニスをはじめたのに、やせたどころではなくぎゃく体重たいじゅうえてしまった。
接続型 i-A普通ふつうけい+どころではなく
ねつたかかったときは、なにべたいどころではなくすらしていた。
この製品せいひん安全あんぜんせいたかさをりにしていたが、安全あんぜんせいたかどころではなく使つかかたをひとつ間違まちがえればおおきな事故じこにつながる欠陥けっかん商品しょうひんだった。
あのひと収入しゅうにゅうおおくないようにえたが、実際じっさい収入しゅうにゅうおおくないどころではなく、大金持おおがねもちだった。
同窓会どうそうかいでは泥酔でいすいした友人ゆうじん世話せわをしていたので、たのしかったどころではなくなければよかったとおもうほどだった。
高額こうがくたからくじに当選とうせんしたかれのその人生じんせいは、さちおおかったどころではなく強盗ごうとうなんうようなどくなものだった。
接続型 na-A普通ふつうけい+どころではなく(ただし、「na-Aだ」→「na-A(な)+どころではなく・na-Aである+どころではなく」)
昨日きのうのテスト、簡単かんたんだと予想よそうしていたが、簡単かんたんどころではなくいままでで一番いちばんむずかしいテストだった。
息子むすこいえではあかるくて天真爛漫てんしんらんまんだ。しかし、先生せんせいはなしによると、学校がっこうでは天真爛漫てんしんらんまんどころではなく非常ひじょう神経質しんけいしつでクラスメートとも交流こうりゅうすることがないようだ。
いまでこそマラソンや水泳すいえいたのしんでいるちちだが、学生がくせいころはスポーツ万能ばんのうだったどころではなく運動うんどう苦手にがてはしるのもおそかったようだ。
酷評こくひょうされていたそのバレリーナの演技えんぎは、実際じっさいてみると、表現ひょうげんりょくゆたかではなかったどころではなく非常ひじょう感動かんどうてきひとこころつものだった。
接続型 N普通ふつうけい+どころではなく(ただし、「Nだ」→N+どころではなく・Nである+どころではなく)
週末しゅうまつは、天気てんき予報よほうおおきくはずれ、大雨おおあめどころではなくくもひとつない快晴かいせいだった。
行列ぎょうれつができるほどきゃくおおみせなのに、あまりのテナントりょうたかさに経営けいえい黒字くろじどころではなく、もうけはほとんどていない。
社内しゃない調査ちょうさ不評ふひょうだったしん商品しょうひんは、実際じっさいしてみたところ、不評ふひょうどころではなくだい好評こうひょうで、いましゃ一番いちばん人気にんき商品しょうひんとなっている。
かれ自分じぶんのことを凡人ぼんじんっているが、凡人ぼんじんであるどころではなく天才てんさいだ。
2 対比たいひ大差たいさを表す ★★
〜の程度ていどだと予想よそうしたが、実際じっさいはさらに程度ていどたかいといたいときに使つかいます。
使うときの注意「〜」には事実じじつがきます。「〜どころではなく」のあとには、より程度ていどたかいことをぶんがきます。
似ている表現 〜どころか
接続型 普通ふつうけい+どころではなく
このくすりすこしおなかの調子ちょうしわるくする副作用ふくさようがあると注意ちゅういされていたが、すこわるくするどころではなく、ひどい下痢げりになった。
ちち高熱こうねつても病院びょういんかないどころではなく市販しはんくすりすらまない。
あの小説しょうせつ結末けつまつはどうだったか。調しらべてみると、わたし記憶きおくすこちがっていたどころではなくまった見当けんとうはずれだったことがわかった。
生徒せいとかいでは、生徒せいと会長かいちょう山本やまもとくん意見いけん同意どういするひとがいなかったどころじゃなく反発はんぱつするひとばかりだった。
接続型 i-A普通ふつうけい+どころではなく
これほど作業さぎょうおくれていては、期日きじつまでにわらせるのはむずかしいどころではなく絶対ぜったい不可能ふかのうだ。
「この参考さんこうしょ、あまりよくないっていたけど、どう?」「あまりよくないどころじゃなく解説かいせつかりにくくて、価値かちなしだね」
けがをして、みんなにはいたくないとったが、本当ほんとういたかったどころではなくいまにもたおれそうなぐらいだった。
昨日きのうたホラー映画えいがは、面白おもしろくなかったどころではなく、つまらなすぎて途中とちゅうてしまった。
接続型 na-A普通ふつうけい+どころではなく(ただし、「na-Aだ」→「na-A+どころではなく・na-Aな+どころではなく・na-Aである+どころではなく」)
ジャングルへの一人ひとりたびは、危険きけんどころではなくきてはかえれない可能かのうせいもある。
そのわか俳優はいゆう演技えんぎ未熟みじゅくであるどころではなく、まるで素人しろうとはじめて舞台ぶたいったかのようなひどいものであった。
まつりは夜中よなかまでにぎやかだったどころではなく、うるさくてたまらなかった。
かれ店員てんいん態度たいど不満ふまんだったどころではなくいか心頭しんとうだった。
接続型 Nどころではなく・N普通ふつうけい+どころではなく(ただし、「Nだ」→「N+どころではなく・Nである+どころではなく」)
真美まみって、かけざんどころではなくざんさえも満足まんぞくにできないんだよ」
旅行りょこうさきでは天気てんきわるくて海水浴かいすいよくどころじゃなくそとることもできなかった。
わたしはただのいち社員しゃいんですが……」とかれ謙遜けんそんしていたが、いち社員しゃいんであるどころではなく技術ぎじゅつ部長ぶちょうとして、製品せいひん開発かいはつおおいに活躍かつやくしているひとだ。
そのベテラン議員ぎいん外務がいむ大臣だいじん有力ゆうりょく候補こうほだったどころではなく次期じき首相しゅしょうもっと期待きたいされていた人物じんぶつだった。
接続型 その
友達ともだちわせにちょっとおくれるかもしれないとってはいたが、ちょっとどころではなく2時間じかんおくれてた。