〜と思いきや
逆接|予想外を表す
★
〜と予想したが、実際はそうではなかったと言いたいときに使います。話し手の驚きや意外感を伝える言い方です。
使うときの注意「〜」は話し手の予想を表す文がきます。「〜と思いきや」の後には事実を述べる文がきます。
似ている表現
〜かと思いきや
接続型
V普通形+と思いきや
パスポートはすぐに見つかると思いきや、しまってあるはずの引き出しの中になくて、焦ってしまった。
子どもはぐっすり寝ていると思いきや、いきなり目を開けたのでびっくりした。
開店前なのでまだ客はいないと思いきや、すでに何人もの人が並んでいた。さすが人気店だ。
大きな仕事が終わってやっと休みが取れたと思いきや、急ぎで別の仕事を頼まれてしまい、何もできませんでした。
乗ろうとしていた電車に間に合わなかったと思いきや、電車はまだホームにいて、ぎりぎりで乗れた。
接続型
i-A普通形+と思いきや
店内は狭いと思いきや、奥のほうに広い部屋があって、意外とゆったりしていた。
バイオリンは難しいと思いきや、習ってみたらそうでもなかった。
引越しの荷物はそれほど多くないと思いきや、箱詰めしてみるとかなりの量になった。
公園の入り口近くの桜はまだつぼみで、見に来るのが少し早かったと思いきや、奥に進むと咲き始めている木もたくさんあった。
テストに書いた答えに○がついていたので、この答えは正しくなかったと思いきや、これは日本では正しいという意味なのだそうだ。私の国では○は正しくないという意味なのだけれど。
接続型
na-A普通形+と思いきや(「na-Aだ」→「na-Aと思いきや」の形になることもある)
今日からデータ入力のアルバイトを始めた。仕事は簡単だと思いきや、意外と複雑で時間がかかった。
この店のカレーはマイルドと思いきや、食べた後からけっこうな辛さが舌にくる。
こうちゃんは魚はあまり好きじゃないと思いきや、今日の魚料理は意外と喜んで食べた。
読解の問題が難しかったので、JLPTの合格は今回も無理だったと思いきや、ぎりぎりで合格していた。
この辺りは昔からそれほどにぎやかではなかったと思いきや、かなり栄えていた時期もあったらしい。
接続型
N普通形+と思いきや(「Nだ」→「N+と思いきや)」の形になることもある)
普通の風邪と思いきや高熱が出て、病院に行くとインフルエンザと診断された。
朝の状況では今日は一日中雨だと思いきや、昼にはやんで雲ひとつない晴天になった。
病院の待合室にはたくさんの人がいるので、まだまだ私の順番ではないと思いきや、もう名前が呼ばれている。
久しぶりに同窓会で会った夏美と話が弾んだ。中学生のとき夏美が好きだったのは山本君だったと思いきや、なんと谷君だったのだそうだ。
はじめ聞いたことのないメロディーで、私の探していたのはこの曲ではなかったと思いきや、曲調が変わって、やっぱりこれだったとわかった。
接続型
その他
短い間にたくさんの漢字を覚えるのはさぞ大変だっただろうと思いきや、漢字が大好きなトムさんは楽しくてしかたがなかったのだそうだ。