〜てもいい
1
許可|許可を表す
★★★★
〜することを許可するときや、支障がないことを表すとき、または選択可能な方法であることを表すときに使います。
「〜てもよい」は改まった形です。
相手に質問する文では、より丁寧な形として「〜てもよろしい」も使います。
使うときの注意聞き手の行為について聞き手に直接言うときは指示のような意味になるので、立場が上の人の行為については直接言わないのがふつうです。
対立する表現
〜なくてもいい
接続型
Vてもいい
このマンションは室内で犬や猫を飼ってもいい。
「この傘、借りてもいいですか」「ええ、いいですよ。どうぞ」
「この書類は、鉛筆で書いてもいいですか」「いいえ、黒か青のボールペンで書いてください」
「お母さん、冷蔵庫のプリン、食べてもいい?」「あれは明日の分だからだめよ」
この試験では、必要なら辞書を使ってもよい。
「空いたお皿をお下げしてもよろしいでしょうか」「はい、お願いします」
2
許可|許容を表す
★★★★
最も望ましい状況ではないが、許容できるということを表すときに使います。話し手自身の行為について言うときは、申し出の意味になります。
文中に「何・いつ・どんな」などの疑問詞を使うこともでき、その場合はすべての状況が許容できることを表します。
「〜てもよい」は改まった形です。
相手に質問する文では、より丁寧な形として「〜てもよろしい」も使います。
話し手の意志・希望を表す文や相手への働きかけの文で、許容できる条件を示す「〜てもいいから・〜てもよいから」の形もよく使います。
「〜」が動詞とイ形容詞の場合の形です。
対立する表現
〜なくてもいい
接続型
Vてもいい
ライムが手に入らない場合は、レモンを使ってもいい。
自然環境を守るためならどんな我慢をしてもよいとは、なかなか思えないこともある。
先生「来週の発表、やりたい人いますか」学生「私がやってもいいですが」
このかばんは思い出の品なので、多少お金がかかってもいいから、修理してもらいたいです。
先生「何を調べてもいいですから、残りの問題を全部やっておいてください。明日までの宿題です」
接続型
i-Aい+くてもいい(ただし、「いい」→「よくてもいい」)
「家賃5万円くらいまでで、駅から近いアパートを探しています。狭くてもいいんですが」
美容師「いかがですか。後ろの長さ、もう少し短くてもよろしいですか」客「そうですね。お願いします」
小さくてもいいから、自分の店を持つのが夢だ。
多少高くてもいいから、質の良いものを買って、長く使いたい。