〜手前
原因・理由|責任・面子を表す
★
〜という自分の立場を考えると、面目が保てるようにしなければならないと言いたいときに使います。
使うときの注意「〜手前」の後には、難しくてもしなければならないという心情を表す文がきます。「〜なければならない・〜せざるをえない・〜できない・〜わけにはいかない」などをよく使います。
接続型
Vる手前/Vた手前
謝金をもらう手前、いい加減な仕事をするわけにはいきません。
佐藤さんにはいつもお世話になっている手前、手伝ってほしいと言われたら断れません。
いよいよ演劇祭の本番だ。みんなに見られている手前、下手な演技はできない。
誕生日には早く帰ると子どもに約束した手前、今日はどんなに忙しくても仕事を切り上げざるをえない。
作業が遅れているが、必ず期日に間に合わせると言った手前、何とかしなければ。
仕事の都合とはいえ、自分から友達を海外旅行に誘った手前、直前になってやっぱりやめるとは言いにくかった。
接続型
Nである手前/Nだった手前・Nであった手前
本当は私も野菜があまり好きではないが、子どもたちを指導する教師である手前、子どもたちの前では何でも食べられるような顔をしている。
私のほうが美樹より先輩である手前、しっかりしなければと初めは思っていたが、最近はどちらが先輩かよくわからなくなっている。
父はかつて世に知られた政治家だった手前、恥ずかしい言動はできないとよく言っている。