〜てほしいもんだ
希望|願望を表す
文体くだけた言い方
話し手が、〜が実現する願望を持っていることを、深い感情を込めて表す言い方です。願望の実現が簡単な日常的なことには使わず、実現が難しいことや、実現に時間がかかりそうなことを望むときに使います。
「〜てほしいものだ」が音声的に変化した形です。
使うときの注意過去形や否定形にはしません。
「〜」の主体は話し手以外です。示さない場合が多いですが、示す場合は「が」か「に」で示します。
同じ表現の別の形
〜てほしいものだ
対立する表現
〜ないでほしいもんだ
接続型
Vてほしいもんだ
また兄弟げんか! いい加減にしてほしいもんだ。
白い靴が汚れない履き方ってあるの? あるなら、教えてほしいもんだ。
人混みの中、ぶつかってくる人って何なのか。もっと気をつけて歩いてほしいもんだ。
休日なのに、朝からセールスの電話がかかってきて起こされた。休みの日ぐらい、ゆっくり寝かせてほしいもんだよ。
家族は私の料理がおいしくないとか違うものが食べたいとか言うが、そんなに文句ばかり言うなら、私の代わりに作ってほしいもんだと思う。
接続型
i-Aい+くあってほしいもんだ
「この子たちが大人になるころは、どんな世界になってるんでしょうね」「そうですね。子どもたちの未来は、明るくあってほしいもんですね」
「新しいグループリーダーの青木さん、ちょっと決断力に欠けるところがあるよなあ」「同感。リーダーにはもっと頼もしくあってほしいもんだけど……」
接続型
na-Aであってほしいもんだ
「今年は紛争のニュースが多かったね」「そうだね。来年こそ、世界がもっと平和であってほしいもんだね」
何かと騒がしい世の中だが、正月ぐらいは静かであってほしいもんだ。
接続型
Nであってほしいもんだ
上司には、困ったとき相談できる頼れる存在であってほしいもんだけど、うちの上司は……。
この島の自然が壊されないで、ずっといい環境であってほしいもんだなあ。