〜てさしあげる
授受|あげるを表す
★★★★
行為の授受を、与え手(行為をする側)を主語にして述べる言い方です。行為の与え手は話し手か心理的に話し手に近い人、受け手は立場が上の人です。
使うときの注意行為の受け手を示す助詞は「〜」の動詞によって使い分けます。
与える行為は、主に、親切な気持ちで行うと与え手が思っている行為です。そのため、自分の行為に使うと、恩着せがましく聞こえる場合があります。特に、行為の受け手が聞き手の場合、失礼に聞こえるので、注意が必要です。
似ている表現
〜てあげる,
〜てやる
接続型
Vてさしあげる
母はその日、お隣の一人暮らしのおじいさんに夕食を作ってさしあげた。
「高橋君、林さんを駅まで車で送ってさしあげて」
父「お客様をすぐに応接室に案内してさしあげなさい」娘「はい、こちらへどうぞ」
ホテルの支配人「お客様のお荷物が重そうだったら、すぐに持ってさしあげないと……」従業員「すみません。次から気を付けます」
弟はベトナム語ができるので、ハノイ支店にいた時は、日本人の支店長にベトナムの新聞記事を翻訳してさしあげていたらしい。