〜てくる
1
移動|様子|その状態での移動を表す
★★★★
表記〜て来る・〜てくる
来る手段や来るときの状態・動作を表します。
接続型
Vてくる
あの人は会社の近くに住んでいるので、いつも歩いて来る。
今朝は大雨だったので、大きい傘をさして来たが、もうやんでしまった。
半そでの服を着て来てしまった。少し肌寒いので後悔している。
「来週のパーティーには、ご家族を連れて来てもいいですよ」
「先生、すみません。昨日宿題をしたのに、持って来るのを忘れてしまいました」
日差しが強いですから、明日のハイキングには必ず帽子をかぶってきてください。
2
移動|後|動作の後の移動を表す
★★★★
表記〜て来る・〜てくる
別の場所で〜の動作をしてから今いる場所へ来ることを表します。今の場所を離れてある場所へ行って、そこで〜の動作をしてから今の場所へ戻る場合と、ある場所で〜の動作をしてから今いる場所へ来る場合があります。
使うときの注意「〜」には、「買う・見る・勉強する」など、動作を表す動詞がきます。
接続型
Vてくる
「市民ホールはどこだろう。ちょっとあの交番で聞いてきます」
「あれ、誰か来たみたい。今手が離せないから、ちょっと見て来て」
先生「発表のテーマは来週の授業で決めます。うちで考えてきてください」
今日提出する予定の大切な書類をうちに置いて来てしまった。
「お昼ですけど、おなか、空いてませんか」「昼ご飯は食べてきたので、大丈夫です」
3
移動|様子|移動の方向を表す
★★★★
表記〜て来る・〜てくる
話し手に近づく方向への動きであることを表します。
使うときの注意「〜」には、「飛ぶ、流れる、引越しする」など、事物の移動を表す動詞がきます。また、「伝わる・言う」などの気持ちや言葉などの伝達を表す動詞や、「触る・にらむ」など、他者に対する行為を表す動詞もきます。
接続型
Vてくる
「あ、向こうから帽子が流れて来るよ」
まもなくコンサートの開場時間だ。たくさん人が集まって来た。
野球場の観客席で試合を見ていたら、ボールが私の方に飛んで来た。
住所が間違っていたらしく、出した郵便物が戻って来てしまった。
入学試験が近づいてきて、受験生たちは緊張している様子だ。
あの子の表情から、喜びの気持ちが伝わってきた。
「隣のうちの人は、何かあるとすぐ文句を言ってくるんですよ」