〜てかまわない
1
許可|許可を表す
★★★
表記〜てかまわない・〜て構わない
〜することを許可するときや、支障がないことを表すとき使います。話し手側の都合から見て問題がないことに焦点を当てており、「〜ていい」より相手に対する配慮をより強く示す言い方としても使います。
「〜てもかまわない」より積極的に許可を表す言い方です。
使うときの注意聞き手の行為について聞き手に直接言うときは指示のような意味になるので、立場が上の人の行為については直接言わないのが普通です。
丁寧体で使うときは、「〜てかまわないです」より「〜てかまいません」のほうをよく使います。
対立する表現
〜なくてかまわない
接続型
Vてかまわない
ここにあるものは不要品ですから、ほしい物があればどれでも持っていってかまいませんよ。
「どうぞお入りください。お好きな席に座ってくださってかまいませんよ」
医者「このできものは病的なものではありませんから、放っておいてかまいません」患者「そうですか。安心しました」
「荷物はここに置いておいてかまいませんか」「ええ、どうぞ」
台風10号は、日本列島には上陸しないとみて構わないだろう。
2
許可|許容を表す
★★★
表記〜てかまわない・〜て構わない
最も望ましい状況ではないが、許容できるということを表すときに使います。話し手側の都合から見て問題がないことに焦点を当てており、相手に対する配慮をより強く示す言い方としても使います。
「〜てもかまわない」より積極的に許容を表す言い方です。
話し手の意志・希望を表す文や相手への働きかけの文で、許容できる条件を示す「〜てかまわないから・〜てかまわないので」の形もよく使います。
「〜」が動詞とイ形容詞の場合の形です。
使うときの注意丁寧体で使うときは、「〜でかまわないです」より「〜でかまいません」のほうをよく使います。
対立する表現
〜なくてかまわない
接続型
Vてかまわない
明日のパーティーには絶対来てね。遅れて来てかまわないから。
「気軽に入会して。嫌になったらいつでもやめてかまわないんで」
「小さくなった子どもの服、もらってくれない? もし要らなければ、捨ててしまってかまわないから」
先生「もう作文を出した人は、好きなことをしていて構いませんから、まだ帰らないで静かに待っていてください」
接続型
i-Aい+くてかまわない
友達の数は少なくてかまわない。信頼できる友達が数人いればいい。
「使っていない自転車があれば、譲ってください」「古くてかまいませんか。それなら私が前に使っていた自転車がありますけど」
駅から遠くて構わないから、広くて家賃の安い部屋を借りたい。