〜て
1
時|後|連続動作を表す
★★★★★
接続型
Vて
毎朝8時に家を出て、駅へ向かう。
「これ、切手を貼ってポストに入れてね」
野菜を切って鍋に入れて火にかけてください。
会社に着いたら、まずメールをチェックして、返信して、それから書類の作成にとりかかります。
お金を入れて、食べたいメニューのボタンを押すと、食券が出てきます。
空が暗くなって、大雨が降り出した。
トントンとノックの音がして、リーさんが部屋に入ってきた。
2
並列・列挙|並列・列挙を表す
★★★★★
2つの動作、出来事や物事の状態を並列的に表すとき、または対比的に表すときに使います。「〜」が動詞・イ形容詞の場合の形です。
使うときの注意「〜て」の前後の文の主語が違う場合は、対比的な関係を表します。
3つ以上の動作、出来事や状態をつなぐこともできます。
接続型
Vて
太陽は東から出て、西に沈む。
月は地球を回って、地球は太陽を回ります。
私はたいてい朝はパンを食べて、昼と夜はご飯を食べます。
店を開ける前に店内を掃除して、店を閉めた後で売り上げをチェックして……。店が開いていないときにもいろいろな仕事がある。
試験をあと3つ受けて、レポートを2つ書いて、発表をして……学期末の課題が重なって大変だ。
接続型
I-Aい+くて(ただし、「いい」→「よくて」)
子どものための、安くておいしいおやつはありませんか。
こんなに庭が広くて花がいっぱいのお宅は、このあたりでは珍しいです。
西野さんは声が大きくて話し方も速いから、怒っているように聞こえる。
京都は、冬はとても寒くて、夏はとても暑いです。
昨年の6月はビールの売れ行きがよくて、今年の6月は日本酒の売れ行きがよかった。どうしてだろう。
この温泉の色は白くて、山の向こうの温泉の色はうす茶色だ。成分の違いだろう。
3
時|同時|付帯状況を表す
★★★★
ある動作を行うときの状態を表します。
使うときの注意「〜て」の前後の文の主語は同じです。
「〜」は、「着る・立つ・目をつぶる」など、瞬間的な動作を表す動詞です。
対立する表現
〜ないで
接続型
Vて
祖父はソファに寝転んでテレビを見るのが好きです。
子どもたちがかわいい水着を着てプールで遊んでいる。
花火大会の会場は混んでいたが、座って見られたからよかった。
母「日差しが強いから、帽子をかぶって出かけなさいよ」
雨の日には、みんな色とりどりの傘をさして歩く。
迷惑をかけた叔父に手をついて謝ったが、許してもらえなかった。
4
手段・方法|手段・方法を表す
★★★★
ある動作を行うときの手段・方法を表します。
使うときの注意「〜て」の前後の文の主語は同じです。
「〜」は、「見る・使う・書く」など、意志的な行為を表す動詞です。
対立する表現
〜ないで
接続型
Vて
私は単語アプリを使って単語を覚えました。
味噌汁に牛乳を加えて、いつもとは違う味にしてみました。
指を折って数を数える習慣は世界中にある。
私は毎晩、子守歌を歌って子どもを寝かしつけています。
職人の技術は、親方の仕事を見て学ぶという形で伝承されてきた。
5
原因・理由|原因・理由を表す
★★★★
物事の原因・理由を表します。直感的、感覚的に判断した因果関係を示すときに使います。「〜」が動詞・イ形容詞の場合の形です。
使うときの注意「〜て」の後には、感情・感謝・謝罪・不可能・体の状態・意図せず起こった結果などを表す文がきます。話し手の意向・希望を表す文や、相手への働きかけの文はきません。
「〜て」の前後の文の主語は、同じでも同じでなくてもいいです。
対立する表現
なくて
接続型
Vて
「仕事が早く終わってよかったね」
お父様のご退院の話を聞いて、ほっとしています。
山田さんは、転んで腰の骨を折ってしまった。
お手紙を読んでびっくりしました。赤ちゃんが生まれたんですね。
疲れていて何をする気力もない。
この間は私の結婚パーティーに来てくれて、ありがとう。
ご迷惑をおかけして、申し訳ありませんでした。
接続型
I-Aい+くて(ただし、「いい」→「よくて」)
この参考書は、字が小さくて読みにくい。
昨日の講演会は会場の周りが騒がしくて、落ち着かなかった。
合格の知らせがうれしくて、涙が出てしまった。
子どものころ、怖くて夜一人でトイレに行けなかった。
昨日はおなかが痛くて起き上がることもできなかった。
「すみません、子どもたちがうるさくて」「大丈夫、大丈夫。元気があっていいわよ」