〜ってもんだ
根拠に基づく判断|断定を表す
★★
文体くだけた言い方
ある状況は一般的・常識的に〜と言われているものに相当するという話し手の評価・判断を表します。
「〜というものだ」が音声的に変化した形です。
使うときの注意否定形や過去形にはしません。
同じ表現の別の形
〜というものだ
接続型
V普通形+ってもんだ
部長「よし、この仕事が終わったら、みんなで焼肉、食べに行こう」部下「いいですね。焼肉が食べられると思ったら、やる気が出るってもんです」
一郎は生意気なことばかり言って……。でも、まあ、子どもの言うことだと思えば、腹も立たないってもんかな」
宝くじに当たるなんて、ついに私にも運がめぐってきたってもんだ。
子「今日のマラソン大会、雨で中止になっちゃった。今日のために練習してきたのに」父「そりゃ悔しいよなあ。頑張ったかいがなかったってもんだ」
接続型
i-A普通形+ってもんだ
「子どもの悠介がちゃんと挨拶したのに、大人のあなたが田中さんに挨拶しないなんて恥ずかしいってもんでしょう」
勇一は週に何日も深夜までアルバイトしてるんだから、お金がたまらなきゃおかしいってもんだ。
とんかつにはソースがなくちゃうまくないってもんだ。
あいつ寝不足で危なっかしい運転をしていたし、警官に呼び止められてよかったってもんだ。
「そんなにお姉ちゃんばっかりが褒められるんじゃ、弟の洋治としては、面白くなかったってもんだよな」
接続型
na-Aってもんだ/na-Aじゃないってもんだ
「上司のミスなのに、怒られたの? そりゃ、気の毒ってもんだなあ」
「旬の物を旬に味わうのが粋ってもんですよ」というのが、料理家の幸代先生の口癖だった。
「えっ、毎日朝ご飯食べないの? それは不健康ってもんだよ」
「ええっ、新婚夫婦の家に1週間も泊まる? それって迷惑ってもんじゃない?」
「払わなくていいよ。こっちがごちそうするって言ってるのに『私も払います』だなんて、そんなの素直じゃないってもんだよ」
接続型
Nってもんだ/Nではないってもんだ
「どんな火事場でもひるまず、火に向かって行く。それが消防士の心意気ってもんだ」と言って、五郎は胸を張った。
「職場の仲間がデートしてるのを見ても、気づかないふりをするのが優しさってもんじゃない?」
「毎日を夫婦で一緒に過ごす。それが幸せってもんじゃないのか」と一郎は花子に言った。
ゲームで20万円も使った? それはもう、未成年の子のやることじゃないってもんだ。