〜ってば
1
説明|主張を表す
★★
文体くだけた言い方
話し手が自分の主張を強調するときに使います。主張が通じないために、話し手が少しいらいらしたり、もどかしく感じていることを表します。また、「ねぇってば」のように、相手の注意を引きたいときにも使います。
接続型
V普通形(命令形・禁止形を含む)+ってば・V丁寧形+ってば
親「歯磨きしたの?」子「うるさいなあ。今するってば!」
親「今度の日曜日、おばあちゃんの家に行こうか」子「えー? 今度の日曜日は遊園地行くって約束したってば!」
「まだ? あー、約束の時間に遅れちゃう。急いでってば」
「ちょっと! こんなところでお菓子食べないでってば」
「課長、まだお仕事ですか。今日はお子さんのお誕生日ですよね。早く帰ってあげてください」「はいはい。もう帰りますってば」
接続型
i-A普通形+ってば・i-A丁寧形+ってば
「今日は暑かった。疲れたー」「あーもう、すぐお風呂入って。汗くさいってば」
「これ、中古でいくらだったの?」「1万円。この値段でこの品質なら、悪くないってば」
「そんなに怒らないでよ。私が悪かったってば」
「明日、6時から朝練? 6時は早いってば。せめて7時からにして」
「あの人の言うことなんか、気にしなくていいってば」
接続型
na-A普通形+ってば・na-A丁寧形+ってば
「旅行保険、入らなくてもいいの?」「日帰りなんだから、大丈夫だってば。そんなに心配しないで」
「このお皿汚れてる。他のお皿取って」「あ、これはこういうお皿なの。洗ってあるから、きれいだってば」
「このお菓子、すっごくおいしいんだよ。食べてみて」「えー、甘いものは好きじゃないってば」
接続型
N普通形+ってば・N丁寧形+ってば
「昨日一緒に歩いてた人、本当に弟さんなの? 彼氏じゃないの?」「違うよ。本当に弟だってば」
「きゃー! 泥棒!」「泥棒じゃないってば! 俺だよ、俺!隆だよ」
「この絵、君が書いたの? 犬? 猫?」「ひどいなあ。犬ですよ、犬! 犬ですってば」
接続型
その他
子「お母さん、おこづかいちょうだい」母「…」子「ねえ、ねえ! お母さんってば!」
「え? 幽霊見たの? まさかー!」「本当に見たんだってば」
2
話題|非難を表す
★★
文体くだけた言い方
話題になっている人を示し、話し手のその人に対する意外な気持ちや非難を表します。自分自身の言動に対して自分を蔑む意味で「私ってば」と使うこともできます。
使うときの注意「〜」には、話題になっている人(または動物の場合もある)がきます。
似ている表現
〜ときたら
接続型
Nってば
「うちの子ってば、なんでも思ったことを口に出してしまうんですよ」
「部長ってば、最近働き過ぎじゃないですかね。昨日も遅くまで残業していたみたいだし」
子「旅行どうだった?」母「お父さんってば、せっかくの旅行なのにずっとホテルにいたのよ」
「あらー、プーちゃんってば、もうおなかすいたんですか」
「あ! やだ。私ってば、まだあるのにまたマヨネーズ買ってきちゃった」