〜っていうか〜っていうか
並列・列挙|類例を表す
★★
文体くだけた言い方
〜で2つの表現の例を挙げて、それらに近い何かであると言いたいときに使います。
ある状況を説明するとき、最適な表現が思いつかない場合や明言を避けたい場合などに使うことが多いです。
「〜っていうか何ていうか」の形も使い、さらに別の表現があるかもしれないと思っていることを表します。
「〜というか〜というか」が音声的に変化した形です。
使うときの注意2つの「〜」には異なる品詞がくる場合もあります。
「〜っていうか〜ていうか」の後には2つの「〜」をまとめるような文が来ることが多いですが、その文を省略する場合もあります。
「〜っていうか」は1文中にふつう2つですが、3つ以上のこともあります。
同じ表現の別の形
〜というか〜というか
接続型
V1普通形+っていうかV2普通形+っていうか
「先生、教科書忘れました」「君は学校に遊びに来てるっていうか休みに来てるっていうか、いずれにしても勉強に来てるっていう態度ではないな」
父さんは石頭で古い人間だから、僕の言うことを理解しようとしないっていうか理解できないっていうか、相談相手にはならない。
最近、運動不足のせいか、足が太くなったっていうかむくんでるっていうか……。
山本さんはとってもいい人だと思うけど、二人きりで会ったら、話が弾まなかったっていうか、盛り上がらなかったっていうか……。
接続型
i-A1普通形+っていうかi-A2普通形+っていうか
「由美ちゃんの髪ってすごく柔らかいっていうかふんわりしてるっていうか、いい感じだね」
「あいつは、性格がきついっていうか意地が悪いっていうか、嫌なやつなんだ」
富士山の山頂から見たご来光は、神々しかったっていうか荘厳だったっていうか、最高だったなあ。
留学生活は全然楽しくなかったっていうかつまらなかったっていうか、いつも早く国へ帰りたいって思ってた。
大学時代を振り返ってみるといろんなことがあった。つらかったっていうか何ていうか……」
接続型
na-A1普通形っていうかna-A2普通形っていうか(「na-Aだ」→「na-Aっていうか」の形になることが多い)
あの人は、節約好きっていうかケチっていうか、何を買うのにも慎重で、割引券のある店ばかり選ぶ。
いいアルバイトがあるって友達に紹介されたけど、いい加減だったっていうか怪しかったっていうか、詐欺みたいな話だから断っちゃった。
付き合っていた人はいたけど、お互いに真剣じゃなかったっていうか、それほど好きじゃなかったっていうか、気が合わなくてすぐに別れちゃいました。
佐藤さんって知的っていうか大人っていうか、しっかりしていて私と同い年とは思えない。
若いときの私は、馬鹿だったっていうか無知だったっていうか、今考えると恥ずかしいことばかりしていた気がする。
接続型
NというかNというか・N1普通形+っていうかN2普通形+っていうか(「Nだ」→「N+っていうか」の形になることが多い)
「晩ご飯、何食べたい?」「さっぱりした物っていうか脂っこくない物っていうか、何か胃に優しそうなものがいいな」
田中さんって、お人好しっていうか世間知らずっていうか、きっとお嬢様育ちで今まで苦労したことなんかないんじゃないかな?
「バイトで失敗して落ち込んでるの? それぐらいのことは大したことじゃないっていうか、そこまで気にするようなことじゃないっていうか、次頑張れば大丈夫だよ」
「あの映画どうだった?」「まあ、時間の無駄だったっていうか何ていうか」
「新発売のあのお菓子食べたの?どうだった?」「うーん、好みの味じゃなかったっていうか期待したような味じゃなかったっていうかすごくおいしいとは思わなかった」