〜っけ
1
説明|再確認を表す
★★★
文体くだけた言い方
知っているけれど、記憶が曖昧なことについて、相手に確認する言い方です。話し手が疑問の気持ちを持っていることを表します。確認する相手が実際にはいなくても、自分自身に確認するときにも使います。
使うときの注意すでに決まっているが、まだ起こっていないことについて言う場合、「〜」は辞書形もタ形も使います。他の人に話しかけているときは、上昇イントネーションで話します。
接続型
V普通形+っけ・V丁寧形+っけ
「あれ? リビングのエアコン、消したっけ」「うん、消したよ」
妻「今日、残業だって言ってたっけ?」夫「うん、今日は残業になると思う」
冷蔵庫に牛乳、まだあったっけ。買って帰ったほうがいいかな。
あれ、保険証、持って来なかったっけ。
「お久しぶりです」「……。あの、失礼ですが、どこかでお会いしたこと、ありましたっけ」
「明日、テストあったっけ?」「ううん、ないよ」
接続型
i-A普通形+っけ・i-A丁寧形+っけ
「あれ、目、悪いっけ?」「あ、はい。いつもはコンタクトレンズなんです」
スイートチリソースって、辛いっけ。辛くないっけ。私、辛いの苦手なんだよね。
「来月の忘年会、どのお店にします? 去年と同じお店にします?」「うーん、あの店、よかったですっけ。値段の割に料理が少なかったですし、料理がくるのも遅かったですし……。今年は違うところにしませんか?」
「あれ、この俳優、髪長くなかったっけ」「ああ、役作りのためにバッサリ切ったってインタビューで言ってたよ」
「鈴木先生のレポートってメールで送ってもよかったっけ?」「うん、先生いいって言ってたよ」
接続型
na-A普通形+っけ・na-A丁寧形+っけ
「ここって何が有名だっけ」「パンケーキが人気なんだよ」
上司「太田さん、英語得意だっけ? 海外支社から視察のとき、通訳頼めるかな」太田「留学はしていましたけど、ビジネスレベルの英語は自信がないんです」
「高校生って髪型こんなに自由でしたっけ。私の頃はもっと厳しかったと思うんですけれど」
「デザート、食べないんですか。甘いもの、苦手でしたっけ」「そうじゃないんですけど、最近ダイエットしているんです」
接続型
N普通形+っけ・N丁寧形+っけ
「えーと、平井さんが弾けるのってギターだっけ。ベースだっけ。今度聞かせてよ」
「娘さん、もう高校生でしたっけ。大きくなりましたねえ」
上司「次の出張は大阪だったっけ」部下「はい、火曜日に大阪出張です」
「今月有休取るって言ってたのって、ダニエルさんだったっけ。ジョージさんだったっけ」「ダニエルさんです」
「早急」の読み方って「さっきゅう」だっけ。「そうきゅう」だっけ。どっちだっけ。
2
感嘆|回想を表す
★★
文体くだけた言い方
過去の出来事や思い出を思い出すときに使います。その出来事を懐かしむ気持ちを表します。
接続型
Vたっけ
子どものころ、家の近所の川で友だちとよく遊んだっけ。懐かしいなぁ。
去年の夏は、家族みんなで花火を見に行ったっけ。
就職したばかりのときは、よく先輩に怒られたっけ。そんな私が今は指導係かあ。
初めて彼女ができたときは、毎日電話したり、デートしたりしてたっけ。楽しかったなぁ。
高校生のときは、親に反抗して困らせていたっけ。今となっては感謝していいるけど。
接続型
i-Aかったっけ
子どものころは雷がこわかったっけ。
初めて日本で過ごした夏は、とても暑かったっけ。
初めて給料をもらったときは、本当にうれしかったっけ。
去年の台風はすごかったっけ。電車が止まって家に帰れなかったことがあったなあ。
一人暮らしを始めたばかりの頃は、給料が少なくて生活は苦しかったっけ。
接続型
na-Aだったっけ
若い頃は毎日が幸せだったっけ。
1人目の子どもを妊娠していたときは、今思い返しても大変だったっけ。
この部屋に引っ越した時、新築だったから本当にきれいだったっけ。
子どもの頃はゲームに夢中だったっけ。もう飽きてしまったけど。
接続型
Nだったっけ
初めて行った海外はニューヨークだったっけ。もう20年前か。
プロポーズされたのはクリスマスだったっけ。冬になると毎年あの日のことを思い出すなあ。
一人暮らしを始めたときは家賃3万円のアパートだったっけ。あれから20年。やっと自分の家が持てるようになったんだなあ。
「私の子どもの頃の夢は警察官になることでしたっけ。森さんは?」
初めて作った料理はカレーライスだったっけ。家族がおいしいって言ってくれてうれしかったな。