〜ために
1
原因・理由|目的を表す
★★★★
行為の目的を表します。
「念のために」は慣用的な言い方です。
使うときの注意「〜」には、「買う・留学する」など、意志的な行為を表す動詞か、「教育・仕事・旅行」など、意志的に行えることを表す名詞がきます。「〜ために」の後にも意志的な行為を表す動詞を使った文がきます。
「〜」が動詞のとき、その主語は「〜ために」の後の文の主語と同じです。
似ている表現
〜ため,
〜に,
〜のに
接続型
Vるために
兄は医学を勉強するために、アメリカに留学した。
父の工場を引き継ぐために、今、父から特訓を受けています。
今、子どもたちの未来を守るために、大人がやれることは何だろうか。
レストランを始めるためには、まずお金を貯めないと。
接続型
Nのために
人種差別抗議運動のために、彼は今日も朝からデモに出かけている。
イベント会場に入るとき、本人確認のために身分証明書を提示する必要があります。
人は何のために生きるのか、私にはわからなくなってきた。
これが、来週の旅行のために買ったスーツケースです。
夜は寒くなるかもしれないから、念のために上着を持っていったほうがいいと思う。
「目的のためには手段を選ばない」という言葉がある。賛成できない考え方だ。
2
原因・理由|目的|利益の対象を表す
★★★★
行為の恩恵を与える対象を表します。
使うときの注意「〜」には人や団体などを表す名詞がきます。「〜ために」の後には、「作る・買う・働く」など、意志的な行為を表す動詞を使った文がきます。
似ている表現
〜ため
接続型
Nのために
山田さんは子どもたちのために毎朝頑張ってお弁当を作っている。
「お母さんのために、かわいいお土産を買ったよ。待っていてね」
このNPO機関のために、田中氏は生涯を尽くしたのです。
会社のために働いているのか、自分のために働いているのか、わからなくなってきた。
私を育ててくれた祖母のためにも、私は社会福祉の仕事をしたい。