〜たくないもんだ
希望|願望を表す
★★
文体くだけた言い方
話し手自身が〜しない願望・〜の状態でいない願望を持っていることを、深い感情を込めて表す言い方です。願望の実現が簡単な日常的なことには使わず、実現が難しいことや、実現に時間がかかりそうなことを望むときに使います。
また、主体を話し手に限定しないで、一般的な人々に心がけを呼びかけるときにも使います。
「〜たくないものだ」が音声的に変化した形です。
使うときの注意過去形や否定形にはしません。
同じ表現の別の形
〜たくないものだ
対立する表現
〜たいもんだ
接続型
Vます+たくないもんだ
体力が落ちたなあ。ああ、年は取りたくないもんだ。
かつてのアイドルが落ちぶれた姿なんて、見たくないもんだよな。
できることなら、苦手な相手とは話したくないもんだけど、仕事上、必要だからしょうがない。
どんなときも周りの人への感謝の気持ちを忘れたくないもんですね。
接続型
i-Aい+くありたくないもんだ
お金を使うべきときは使う。けちくさくありたくないもんだ。
祖父は本当に気難しい。人間、年をとってもあんなに気難しくありたくないもんだ。
接続型
na-Aで(は)ありたくないもんだ
昔のほうがよかったと言いたい気持ちもわかるけど、時代の流れには鈍感ではありたくないもんですね。
人として身勝手でありたくないもんだ。彼の行動を見るといつもそう思う。
接続型
Nで(は)ありたくないもんだ
冗談もわからないようなつまらない人間でありたくないもんだよ。
「お父さんは何もわかってくれない」と恵にまた非難された。頑固者ではありたくないもんだといつも思ってはいるのだが……。