〜せていただけませんか・〜させていただけませんか
依頼・命令|許可の依頼を表す
★★★
話し手がしたいことについて相手に許可を求めるときに使います。相手の利益になる行為の場合、話し手の申し出になります。「〜せてもらえませんか・〜させてもらえませんか」の敬語の形で、立場が上の人や心理的に遠い人に言います。
相手の意向を尋ねる形なので、「〜せてください・〜させてください」より丁寧度が高いです。また、相手が否定的に答える余地を残した否定表現で尋ねるので、「〜せていただけますか・〜させていただけますか」より丁寧度が高いです。さらに、相手を主語にしないで頼むので、間接的な言い方になり、「〜せてくださいませんか・〜させてくださいませんか」より、丁寧度が高いです。
使うときの注意「〜」の行為をする人はふつう「に」で示しますが、文中に示さないことも多いです。
接続型
V(使役の形)ていただけませんか
部下「転勤の話ですが、もう少し考えさせていただけませんか」上司「わかった。じゃ、来週までに、返事をもらえる?」
「課長、すみません。体調がよくないので、今日は早退させていただけませんか」
「部長、先日お話になっていた台湾の展示会ですが、私に行かせていただけませんか」
「あのう、課長、田中さんの送別会の会場のことですが、私に決めさせていただけませんか。いい店を知っているんです」
「委員長、夏祭りのポスター、私に作らせていただけませんか。こういうの、好きで得意なんです」
「日本料理の勉強がしたいので、私をこちらのお店で働かせていただけませんか」
学生「先生、大変申し訳ありませんが、先日病気で受けられなかったテストを、今からでも受けさせていただけないでしょうか」
後輩「今度のバーベキューパーティー、うちでやらせていただけませんか」先輩「いいの? それは楽しみだなあ」