〜せていただけますか・〜させていただけますか
依頼・命令|許可の依頼を表す
★★★
話し手がしたいことについて相手に許可を求めるときに使います。相手の利益になる行為の場合、話し手の申し出になります。「〜(さ)せてもらえますか」の敬語の形で、立場が上の人や心理的に遠い人に言います。
相手の意向を尋ねる形なので、「〜(さ)せてください」より丁寧度が高いです。また、相手を主語にしないで頼むので、間接的な言い方になり、「〜(さ)せてくださいますか」より丁寧度が高いです。しかし、相手が否定的に答える余地を残した否定表現で尋ねる「〜(さ)せていただけませんか」より丁寧度が低いです。
使うときの注意「〜」の行為をする人はふつう「に」で示しますが、文中に示さないことも多いです。
似ている表現
〜せて・〜させて,
〜せていただけませんか・〜させていただけませんか,
〜せてください・〜させてください,
〜せてくださいますか・〜させてくださいますか,
〜せてださいませんか・〜させてくださいませんか,
〜せてくれますか・〜させてくれますか,
〜せてくれませんか・〜させてくれませんか,
〜せてもらえますか・〜させてもらえますか,
〜せてもらえませんか・〜させてもらえませんか
接続型
V(使役の形)ていただけますか
「高橋さん、すみません、ちょっとその横にある椅子を使わせていただけますか」
「その件につきましては上司とよく相談いたしたいと思いますので、また後でこちらからお電話させていただけますか」
発表者「お手元のハンドアウトのデータについて、少し説明を補足させていただけますか」
「あの、ひとつ質問させていただけますか。この仕事の期限についてなんですが」
レポーター「わあ、これが本物の金の延べ棒なんですね。ちょっと私にも触らせていただけますか」
「会長、ご出版、おめでとうございます。祝賀会のことですが、会場は私の方でご用意させていただけますか」「それはありがたいね。よろしく頼むよ」