〜ことだし
原因・理由|状況を表す
★★
文体柔らかい言い方
状況全体を客観的に見て、ある提案や判断をするときの理由を挙げる言い方です。ほかにも理由があることを暗示します。
「〜ことですし」は、丁寧な形です。
「〜ことだし。・〜ことですし。」の形で文末に使うこともあります。
使うときの注意「〜」の文には「も」を使うことが多いです。「〜ことだし」の後には話し手の判断・希望・意向を表す文や相手への働きかけの文がきます。
似ている表現
〜し
接続型
V普通形+ことだし
友達も遊びに来ることだし、花でも飾っておこうかな。
時間もないことですし、そろそろ結論を出しませんか。
二十歳になったことだし、一人暮らしをしてみたいと思っている。
暗くなってきたことだし、そろそろ帰るか。
ウォーキングシューズを買ったことだし、できるだけ歩くようにしよう。
夫「夏休み、どこか旅行したいね」妻「そうだね。去年もおととしもどこにも行かなかったことだし」
接続型
i-A普通形+ことだし
「クリスマスも近いことだし、子どもたちのプレゼントでも探しに行きましょう」
「明日も朝から忙しいことだし、もう寝たほうがいいよ」
「今日の仕事はそんなに多くないことですし、早めに帰れるんじゃないでしょうか」
期末試験の結果もよかったことだし、これで安心して遊びに行ける。
私の案は採用されなかったけど、賛成してくれる人も少なくなかったことだし、よしとしよう。
接続型
na-A普通形+ことだし(ただし、「na-Aだ」→「na-Aな+ことだし」)
星空もきれいなことだし、ゆっくり歩いて帰ろうか。
「児童館のボランティア、一緒にやってみない?」「そうだなあ……子ども相手も嫌じゃないことだし、やってみるか」
先生「今日のテストは簡単だったことだし、みんないい点がとれただろう」生徒「えー、十分難しかったです」
接続型
N普通形+ことだし(ただし、「Nだ」→「Nの+ことだし」)
子どもも夏休み中のことだし、どこかに連れて行ってあげたいなあ。
「この店なら、有名店のことですし、社長にも喜んでいただけるんじゃないでしょうか」「そうですね。今度の会食はここにしましょうか」
今日の会は仕事の集まりじゃないことだし、ネクタイはしていかなくてもいいよね。
姉「美香たち、今日、サイクリング行ったんじゃない? どうだったのかな」母「いい天気だったことだし楽しかったんじゃないかな」
「ああ、悔しいなあ」「でも、ひどい負け方じゃなかったことだし、これからだよ」