〜げだ
根拠に基づく判断|様子を表す
★★
〜の様子であることを表します。外から見たことを手掛かりにして、感情などを推測して述べるときに使います。
「こともなげだ」は慣用的な言い方です。
使うときの注意「〜」には「誇らしい・満足・言いたい」など、人の感情などを表す限られた言葉を使います。動詞はふつう「〜ある」とその否定形「〜ない」だけです(「〜」は名詞)。
目上の人の感情を推測するときは使いません。
「〜げだった、〜げで、〜げな、〜げに」などのように、ナ形容詞と同じ形に変化します。
「〜」が否定形の場合は、「〜なさげだ」の形を使うことが多いです。
よく一緒に使う言葉いかにも
似ている表現
〜そうだ
接続型
Vます+げだ/Vない+なげだ・Vない+なさげだ
彼が店に入ってきたとき、店長は意味ありげな顔で私のほうを見た。
中川君に新商品の企画書を出すように言ったのだが、彼はいかにも自信なげだったので心配になった。
弟は試合に負けて、元気なさげに帰ってきた。
接続型
i-Aい+げだ
息子は陸上大会で優勝して、いかにも誇らしげだ。
別れるとき、美幸は何か言いたげだった。何を言いたかったんだろう。
何だか怪しげな男の人が、うちの庭をのぞいていった。
街中で昔の友人によく似た人を見かけたので、思いきって声をかけてみた。その人は振り返って一瞬いぶかしげな顔をした。やはり人違いだった。
せっかくの運動会の日に朝から雨。子どもたちは恨めしげに窓の外を眺めている。
平日の午後、私はよく公園を散歩する。いつも同じころに、所在なげにベンチに座って池の方を見ているおじいさんがいる。
接続型
na-Aげだ
「なんだか不満げだね。何が気に入らないの?」
マリの描いた絵が作品展で入賞した。そのことをマリに伝えたら、満足げな顔をした。
5歳のジュンちゃんは習い覚えたばかりの手品を、得意げに披露してくれた。
接続型
その他
白石さんに次回の作品展示会の実行委員をお願いしてみたら、「いいよ。引き受けるよ」と、こともなげに言ってくれた。