〜くせに

逆接ぎゃくせつ非難ひなんを表す
文体やわらかいかた
〜から予想よそうされることとはちが状況じょうきょうであることについて、相手あいて第三者だいさんしゃ軽蔑けいべつ非難ひなん批判ひはんしたり、からかったりするときに使つかいます。 「〜くせに。」のかたちで、文末ぶんまつにも使つかいます。
使うときの注意「〜」と「〜くせに」のあとぶん主語しゅごおなじです。 はな自身じしんについてはふつう使つかいません。 「〜くせに」のあとには、はな意志いしあらわぶん相手あいてへのはたらきかけのぶんはきません。
似ている表現 〜くせして
接続型 V普通ふつうけい+くせに
山田やまだくん彼女かのじょがいるくせに、かわいいおんながいるとすぐにちょっかいをす。
大学生だいがくせい息子むすこ実家じっかちかくにんでいるくせに用事ようじがないかぎかえってこようとしない。
うちのおっと子育こそだても手伝てつだわないくせにわたし家事かじがなってないとか文句もんくばっかりうんです。
いもうとわたしぶんのお菓子かしべてしまったくせにらんぷりしてる。
たいして協力きょうりょくもしてくれなかったくせに、このプロジェクトの成功せいこう自分じぶん手柄てがらみたいにうのはやめてほしい。
接続型 i-A普通ふつうけい+くせに
林君は本当は目がいいくせに、頭が良さそうに見せようとして眼鏡をかけている。
自分じぶんのことをわかってほしいくせに相手あいてのことをわかろうとしないのでは、人間にんげん関係かんけいはうまくいかないだろう。
さけつよくないくせに田中たなかさんはよくみにきたいとう。
「ジェットコースター、全然ぜんぜんこわくなかったよ」「本当ほんとうこわかったくせになみだになってるよ」
おとうと試験しけん成績せいせきたいしてよくなかったくせに楽勝らくしょうだったとかっている。
接続型 na-A普通ふつうけい+くせに(ただし、「na-Aだ」→「na-Aな+くせに」)
いもうとはピアノも英会話えいかいわ中途半端ちゅうとはんぱくせに将来しょうらいはピアノ留学りゅうがくしたいなんてっている。
「あのひと、いつもいそがしそうにしてるけど、本当ほんとうひまくせにいそがしいいそがしいってっているんじゃない?」
ただ恋人こいびとがほしいからってだけで、きじゃないくせにったりするのは、相手あいて失礼しつれいだろう。
つまいえのリフォームには消極しょうきょくてきだったくせに両親りょうしんがおかねしてくれるとわかったらすぐになった。
いもうとどものころ、うたもダンスも全然ぜんぜん得意とくいじゃなかったくせに、アイドルになりたいとかっていた。
接続型 N普通ふつうけい+くせに(ただし、「Nだ」→「Nの+くせに」)
おとうと大学生だいがくせいくせにおやにおかねしてもらってぜいたくなマンションにんでいる。
「こういうやりかたふるいんじゃないですか」なんて、新人しんじんくせに生意気なまいきなことをうな。
芸能人げいのうじん離婚りこんのことをあれこれ詮索せんさくしたって、当事者とうじしゃじゃないくせになにがわかるっていうんだ。
高校生こうこうせいのときサッカーだったくせに、サッカーのルールをらないってどういうこと?」
最近さいきん学生がくせいって全然ぜんぜん勉強べんきょうしないよね」「あんた、自分じぶん全然ぜんぜん真面目まじめ学生がくせいじゃなかったくせに、そんなことえらそうにえないでしょう」