〜くせして

逆接ぎゃくせつ非難ひなんを表す
文体やわらかいかた
〜から予想よそうされることとはちが状況じょうきょうであることについて、相手あいて第三者だいさんしゃ非難ひなんするときに使つかいます。「〜」にたいする軽蔑けいべつ非難ひなん批判ひはんあらわします。
使うときの注意「〜」のぶんと「〜くせして」のあとぶん主語しゅごおなじです。 はな自身じしんについてはふつう使つかいません。 「〜くせして」のあとには、はな希望きぼう意向いこうあらわぶん相手あいてへのはたらきかけのぶんはきません。
似ている表現 〜くせに
接続型 V普通ふつうけい+くせして
あの勉強べんきょうでもなにでも、ちゃんとやればできるくせして面倒臭めんどうくさがってやらない。もったいない。
うちのは、野菜やさいのこくせして、デザートはいつも全部ぜんぶべる。
自分じぶんでもたいして理解りかいしていないくせしてえらそうにったかぶりをして解説かいせつするひとっていやだね。
みきちゃん、アイドルなんか興味きょうみないってってたくせして最近さいきん人気にんきのアイドルグループのグッズをあつめてるみたい。
ミーティングになかったくせしてまったことにあとから文句もんくうのはこまるよ。
接続型 i-A普通ふつうけい+くせして
まだわかくせしてつかれるのがいやだからって運動うんどうしないなんて。
ダイエットちゅうあねは、本当ほんとうはもっとべたいくせして、「いらない」とってやせ我慢がまんしている。
あいつ、うたがうまくないくせして、カラオケで1いち時間じかんうたいやがって。もううんざりした。
「おとうさんってさっきまで機嫌きげんわるかったくせして、おかあさんがものからかえってきたらすぐ機嫌きげんがよくなったね」
自分じぶん説明せつめい仕方しかたがよくなかったくせして部下ぶかのせいにする上司じょうしってひどくない?」
接続型 na-A普通ふつうけい+くせして(ただし、「na-Aだ」→「na-Aな+くせして」)
おっとはいつもどものことに無関心むかんしんくせして、テストの結果けっかわるいとわたしそだかたわるいんじゃないかとってくる。
たかところ平気へいきじゃないくせして、バンジージャンプに挑戦ちょうせんするなんて、無謀むぼうすぎる。
「あいつ、ずっとひまだったくせして手伝てつだいをたのんだら、いそがしいからいやだって。ひどいね」
あのかれのことが全然ぜんぜんきじゃなかったくせして、お金持かねもちだったからっていたらしい。
接続型 N普通ふつうけい+くせして(ただし、「Nだ」→「Nの+くせして」)
どものくせして大人おとな口答くちごたえするんじゃない」
そのひとは、本当ほんとうおんなじゃないくせして、インターネットじょうではおんなのふりをしておんなとチャットしていたようだ。
まだ全然ぜんぜんいち人前にんまえじゃないくせして、「どうして仕事しごとまかせてくれないんですか」なんてよくうよ。
あのひと、こないだまでわたしはなすとき敬語けいごだったくせしてわたし年下とししたとわかったとたん「おまえ」とはじめた。
おとうと昨日きのう病気びょうきじゃなかったくせして、うそをついて学校がっこうをサボった。