〜かろうに
根拠に基づく判断|推量を表す
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文体硬い言い方
出来事に対する話し手の判断を表します。話し手の同情や批判の気持ちを表すときに使いますが、驚きや感激を表す場合に使うこともできます。
「〜だろうに」の、動詞の否定、イ形容詞の肯定・否定、ナ形容詞・名詞の否定の場合の形です。
使うときの注意「〜」は事実でも仮定のことでもいいです。
後の文のない「〜かろうに。」の形で使うこともあります。
似ている表現
〜だろうに,
〜かったろうに
接続型
Vない+かろうに
妹はまだ小学生なのだから指輪もネックレスも使わなかろうに、なぜ母はプレゼントしたのだろう。
誰にも彼女の本当の気持ちはわからなかろうに、友達なら何かしてあげたいと思うのは自然なことだ。
それほど簡単には就職できなかろうに、求人を出せば人気企業には応募者が大勢集まる。
焦ることはない。何事も最初からうまくはいかなかろうに。
彼の態度は周囲に誤解されやすい。やる気がないわけではなかろうに。
接続型
i-Aい+かろうに(ただし、「いい」→「よかろうに」)
足が痛かろうに、そのお坊さんは何時間も正座し続けていた。
赤道に近い国は一年中暑かろうに、エアコンなしで生活している人も多いそうだ。
妻に先立たれた夫は、さぞ辛かろうに、葬儀中、涙ひとつ見せずに気丈に振る舞っていた。
ペットであっても飼い主が長期間留守にしていれば、寂しかろうに。
祖父「一郎、急がずゆっくり行きなさい。お前が慌てたら危なかろうに」
よほど苦しんだのだろう。ストレスで病気になったとは……。もっと早く誰かに言えばよかろうに。
接続型
na-Aで(は)なかろうに
資金が十分ではなかろうに、大倉さんは新しい商売を始めた。大丈夫だろうか。
医学部に入ることはそれほど容易ではなかろうに、毎年多くの受験生が受験している。
良子の家は決して裕福でなかろうに、両親は良子の留学を許した。
ある政治家が消費税を撤廃するという政策を提案した。現実的ではなかろうに。
接続型
Nで(は)なかろうに
村上さんは信頼できる専門家ではなかろうに、他人から税金の相談を受けている。
高級ブランド品ではなかろうに、橋本さんはその服を100万円で落札した。
今日は誕生日でも記念日でもなかろうに、妻はいつもより豪華な夕食を用意してくれた。何か特別なことでもあったのだろうか。
健康オタクの友人があれこれ私に助言してくる。医者ではなかろうに。