〜から
1
原因・理由|原因・理由を表す
★★★★★
文体柔らかい言い方
物事の原因・理由・根拠を表します。
「(〜のは)〜からだ。」の形でも使います。
話し言葉では、後の文のない「〜から。」の形で使うこともあります。
似ている表現
〜ので,
〜んで,
〜ため,
〜ために,
〜て
接続型
V普通形+から・V丁寧形+から
仕事でよくカメラを使うから、もっと性能がいいのがほしい。
このラーメン屋は行列ができているから、人気があるのだろう。
「あーあ。どうしてピアノがなかなか上手にならないのかなあ」「練習しないから上手にならないんだよ」
彼は不快そうな顔をしていた。多分、僕が失礼なことを言ったからだろう。
子どもは興味のあることならあっという間に覚えてしまうから驚くなあ。
「どうして遅れたの?」「目覚ましが鳴らなかったから」
前回は出席できませんでしたから、今回は必ずミーティングに出ようと思います。
接続型
i-A普通形+から・i-A丁寧形+から
「冷房、切ろうか」「暑いから切らないで」
台風が来るらしいから、家の周りを点検しておこう。
危ないですから工事現場に近寄らないでください。
「今日は天気がよくないから、川遊びはやめたほうがいいよね」
「あれ、朝、コーヒーだけ?」「うん、今朝はあんまり食べたくないから」
アルバイトを休んだのは体の具合が悪かったからだ。行きたくなかったからではない。
接続型
na-A普通形+から・na-A丁寧形+から
このスキャナーの使い方は簡単ですからすぐ覚えられますよ。
「ここにあるごみ、分別しないと出せないね」「あ、分別はそれほど面倒じゃないから私がやります」
階段を上るのは大変だから、エレベーターで行こう。
「あなたたち、ここで大声を出すのはやめなさい。周りの人に迷惑だから」
先生の質問に返事をしなかったのは、先生の聞き方が嫌だったからだ。
私は昔テレビに出ていたんですが、あまり有名じゃなかったから覚えている人は少ないと思います。
接続型
N普通形+から・N丁寧形+から
図書館の大切な本ですから、ページを折らないでください。
「そのお店って、駅前の道をまっすぐ行けばいいの? わかるかな」「大きい看板が出ているお店だからすぐわかると思うよ」
「僕は科学者じゃないから、宇宙がどんな形をしているかなんて難しいことわからないよ」
「ママ、今日どこかのおばさんに『名前は?』って聞かれたんだけど、知らない人だったから答えなかったよ」
今ではこの町にも会社が増えましたが、昔は大きい町ではありませんでしたから、就職口も少なかったんです。
2
原因・理由|原因・理由|前提条件を表す
★★★
文体柔らかい言い方
依頼・命令・勧誘・要望などの文で、その実行を可能にしたり、促したりするような条件や譲歩を言うときに使います。
話し言葉では、後の文のない「〜から。」の形で使うこともあります。
似ている表現
〜ので,
〜んで
接続型
V普通形+から・V丁寧形+から
「私はちょっと出かけてくるから、あとはよろしく」
「この原稿を読み上げますから、入力が正しいかどうかチェックしてもらえますか」
「早くトイレに行ってきて。ここで待っているから」
「お伝えしたいことがあります。何時でも構いませんから、お電話くださいませんか」
子「えーん。お兄ちゃんが僕のお菓子を取ったー」父「わかったから、もう泣くな。お父さんが別のお菓子を買ってやるから」
「部屋のクーラーつけておきましたから、どうぞごゆっくり」「ありがとうございます」
接続型
i-A普通形+から・i-A丁寧形+から
「おなかがすいたよ。何でもいいから食べるものない?」
「終電が出てしまいますよ! ここの片付けはいいですから、急いで!」
接続型
na-A普通形+から・na-A丁寧形+から
明日の役員会の集まりは、少し遅れても大丈夫ですから、必ず来てください。
「ちゃんと時間守ってよ。遅刻したらだめだからね」
先生「今日の講義について、どんなことでも結構ですから、コメントを書いて提出してください」
接続型
N普通形+から・N丁寧形+から
「お借りしたお金、必ずお返しします。お願いですからもう少し待ってください」
「ユミちゃん、いい子だから、もうお休みね」
「遠慮しないで。これ、私のほんの気持ちだから、どうぞ」
3
原因・理由|原因・理由|発端を表す
★★
〜が発端・原因で、ある状態になると言いたいとき、また、〜を根拠に、ある判断・決定をすると言いたいときに使います。
使うときの注意「〜から」の後には、話し手の希望・意向を表す文や相手への働きかけの文はきません。
似ている表現
〜で,
〜ため,
〜によって
接続型
Nから
小さな書類上のミスからトラブルに発展し、大きな損失が出た。
目の疲れから、首や肩のこり、頭痛など体の不調が起こることがある。
食に対する問題意識の芽生えから、会社勤めを辞めて農業を志すことにした。
Aさんは、子どものころいじめにあった経験から、人と接することが怖くなったのだという。
アンケートの結果から、近年災害に対する人々の不安が高まっていることがわかった。