〜かのようだ

たとえ|比喩ひゆを表す ★★★
物事ものごとかたち性質せいしつ様子ようすなどがイメージしやすいように、よくなにかにたとえて表現ひょうげんするときに使つかいます。実際じっさいはそうではないということをはっきり表現ひょうげんです。
使うときの注意「〜かのような・〜かのように・〜かのようで」のように、ナ形容詞けいようしおなかたち変化へんかします。「〜かのような」はあとにくる名詞めいし説明せつめいします。「〜かのように」はあとにくる動詞どうし形容詞けいようし説明せつめいします。
よく一緒に使う言葉まるで、あたかも、さながら
似ている表現 〜みたい, 〜ようだ
接続型 V普通ふつうけい+かのようだ
このしま素晴すばらしい楽園らくえんです。さながら天国てんごくにいるかのようです
その青年せいねん浜辺はまべすわってながあいだそらうみつめていた。まるで、それ以外いがいのものははいらないかのようだった
休暇きゅうかをとって田舎いなか週間しゅうかん毎日まいにち野原のはら小川おがわあそんだ。まるでどものころもどったかのようでたのしかった。
ここから剣山つるぎさん姿すがたには圧倒あっとうされる。まるで人間にんげんをあざわらかのようなするどさをかんじる。
その女優じょゆうはいってきた瞬間しゅんかん会場かいじょうはまるではないたかのようにはなやかな雰囲気ふんいきになった。
接続型 i-A普通ふつうけい+かのようだ
うちのいぬは、ななさい由美ゆみうことはまったくきません。まるで由美ゆみよりいぬほうえらかのようです
リンさんはパーティー会場かいじょうのざわめきをはなれて、会場かいじょうそと一人ひとりぼんやりとたたずんでいた。まるでひととのまじわりがうっとうしいかのようだった
彼女かのじょは、だれともはなしたくないかのようなくら表情ひょうじょうだったので、そっとしておいてあげるのがいいとおもった。
ずいぶんまえわかれた男性だんせい偶然ぐうぜんまち出会であった。ずっとわたししたしかったかのようなかれくちぶりに戸惑とまどってしまった。
いもうととけんかした。わたしなにわるくないのに、全部ぜんぶわたしわるかのようにおやわれて、本当ほんとういやだった。
このほんせんは、錯覚さっかくによってうえのほうがしたよりながかのようにえるが、実際じっさいにはおなながさである。
接続型 na-A普通ふつうけい+かのようだ(ただし、「na-Aだ」→「na-A+かのようだ・na-Aである+かのようだ」)
ある時期じきこの二人ふたり結婚けっこん確実かくじつかのようだったが、両人りょうにんともに結婚けっこんには興味きょうみがなかったらしく、そのままわかれてしまった。
医師いし説明せつめいをうけて診察しんさつしつからてきたちちは、まるで病状びょうじょうには関心かんしんであるかのような表情ひょうじょうだった。
げた事業じぎょうはうまくいかなかったが、ぼく無責任むせきにんだったかのような評価ひょうかはしないでほしい。ぼくなりに頑張がんばったんだから。
日本にほんでは、母親ははおやだけがどもの世話せわをするのが当然とうぜんであるかのようにふるまう父親ちちおやがいまだにすくなくない。
部長ぶちょうはこの計画けいかく実行じっこうまった困難こんなんではないかのようにきはらっているが、本当ほんとう大丈夫だいじょうぶなのか心配しんぱいだ。
接続型 N普通ふつうけい+かのようだ (ただし、「Nだ」→「N+かのようだ・Nである+かのようだ」)
うちのははは、だれにでも命令めいれいばかりする。このいえ女王じょおうであるかのようだ
オリンピックの出場しゅつじょうメンバーの一人ひとりだった祖父そふは、当時とうじ自慢じまんばなしをよくする。まるで自分じぶんだけがヒーローだったかのようだ
震災しんさい跡地あとちつくられたその公園こうえんはるはながいっぱいで、あの出来事できごと現実げんじつではなかったかのようだった
謙虚けんきょさをわすれ、現在げんざいしあわせが当然とうぜんられるものであるかのようなおもみをしてしまうと、やがてしあわせもげてしまうことになる。
あのしまりの光景こうけいいまでもわすれられない。まるで現実げんじつではないかのような崇高すうこうさがあった。
外国がいこく旅行りょこうきないもうとは、まるでとりなにかのように身軽みがるにすいすいと海外かいがいびまわる。