〜かのごとく
たとえ|比喩を表す
★
文体硬い言い方
「〜かのごとく」の後の文の様子がイメージしやすいように、何かにたとえて表現するとき使います。
よく一緒に使う言葉まるで、あたかも、さながら
接続型
V普通形+かのごとく
私は長年この仕事をしているが、部長はまるで新入社員に教えるかのごとく丁寧に説明する。
人の文章をさも自分が書いたかのごとく書いてはいけません。それは「剽窃行為」です。
子どもたちは、あたかも今日初めて説明を受けているかのごとく話を聞いていた。
ニュースでは、来月にでも消費税が上がるかのごとく報道されている。
専門家の言葉に後押しされるかのごとく株価は先月から上昇を続けている。
接続型
i-A普通形+かのごとく
常に自分が正しいかのごとくふるまうべきではない。他の人の立場も考えたほうがよい。
スマートフォンのカメラは高性能である。特色のない景色でも、美しいかのごとく写る。
社内で交際中の社員が、あたかも仲が悪いかのごとくふるまうことは、社内恋愛において珍しくない。
大人になると、辛いことがあったとしても、さも楽しかったかのごとく話さなければならないことがある。
彼が会社に訴えたハラスメントは認められた。しかし、その後、加害者からは謝罪がなく、何事もなかったかのごとく優しくされたという。
接続型
na-A普通形+かのごとく(ただし、「na-Aだ」→「na-A+かのごとく・na-A+であるかのごとく」)
苦手なこともさも得意かのごとくふるまうのは、社会人の重要なスキルである。
自分がまるで不幸だったかのごとく話す人は、周りの人を困らせる。
社内のセキュリティシステムは、さも安全であるかのごとく言われていたが、大規模な情報流出が起きてしまった。
その論文は特定のがん患者に新薬が有効であったかのごとく報告していますが、そんなことはありえません。
プラスチックを使わないことだけが重要であるかのごとく語られているが、プラスチックに代わる新素材の開発も必要である。
接続型
N普通形+かのごとく(ただし、「Nだ」→「N+かのごとく・N+であるかのごとく」)
友人は、甥をまるで自分の子どもかのごとくかわいがっている。
世の中には、嘘をまるで事実だったかのごとく話して、噂話を広げる人間がいる。
仏であるかのごとく穏やかに過ごしなさいというのが両親の教えです。
「工場のクリーンルームは、医療現場であるかのごとく常に清潔に保っております」
子が王様であるかのごとく傍若無人にふるまうのは、大人たちが甘やかした結果である。