〜かのごときN

たとえ|比喩ひゆを表す
文体かたかた
Nのかたち性質せいしつ様子ようすなどがイメージしやすいように、なにかにたとえて表現ひょうげんするときに使つかいます。
よく一緒に使う言葉まるで、あたかも、さながら
接続型 V普通ふつうけい+かのごときN
何度なんどいていても、新入部員しんにゅうぶいんたちは、毎回まいかいはじめてかのごとき表情ひょうじょう先輩せんぱいからのアドバイスをきます。
営業えいぎょう異動いどうして、あたかも入社にゅうしゃ1年いちねんもどったかのごとき新鮮しんせんこころ仕事しごとんでいます。
社内しゃないでは、部長ぶちょうがすべての決定けっていけんっているかのごとき空気くうきである。だれ部長ぶちょうには反対はんたい意見いけんえない。
応募おうぼしゃは、新人しんじんばかりだったが、応募おうぼ作品さくひんはどれもプロの作家さっかいたかのごとき文章ぶんしょうであった。
「ジャーナリストでありながら報道ほうどう自由じゆう否定ひていするかのごとき発言はつげんをするとは! 撤回てっかいしてください!」
接続型 i-A普通ふつうけい+かのごときN
なに問題もんだいきたとき、課長かちょうはさも自分じぶんだけがただしいかのごときかた部下ぶかめる。
会社かいしゃでは、つねいそがしいかのごときふるまいをして、仕事しごとたのまれないようにするのだ。それが仕事しごとやさないコツである。
どのようなテーマでも、さも興味深きょうみぶかかのごとき表情ひょうじょうかた評論ひょうろんが、マスメディアによく出演しゅつえんしている。
大統領だいとうりょう予定よていどおりに到着とうちゃくしたが、相手あいてこく首相しゅしょうは、大統領だいとうりょう遅刻ちこくしたかのごとき不満ふまんげな表情ひょうじょうかべていた。
プロの演奏えんそうは、いともたやすいかのごとき所作しょさうつくしい音色ねいろかなでる。しかし、実際じっさいおなじような音色ねいろ再現さいげんするのはきわめて困難こんなんである。
接続型 na-A普通ふつうけい+かのごときN(ただし、「na-Aだ」→「na-A+であるかのごときN」)
学生がくせい教師きょうしまえでは、真面目まじめかのごときふるまいをするものだ。
は、このイベントがあたかも盛況せいきょうだったかのごとき報告ほうこくした。これは虚偽報告きょぎほうこくである。
現代げんだいでは、SNSエスエヌエスじょうで、さも自分じぶんしあわせであるかのごとき投稿とうこう簡単かんたんにできてしまう。
まわりのひと自分じぶんなやみを相談そうだんできないひとえているようだ。そうしたひとたちは、心配しんぱいをかけたくなくて、家族かぞくにもサポートが必要ひつようでないかのごときメッセージをおくってしまうのだとか。
避難ひなん生活せいかつおくった当時とうじについてかたるとき、ちちは、まるで自分じぶんだけが自由じゆうでなかったかのごときくちぶりである。
選挙せんきょまえだけ誠実せいじつであるかのごときかおをしている政治せいじ国民こくみん投票とうひょうしない。くに国民こくみんのことをきちんとかんがえてくれるひと投票とうひょうしたいのだ。
接続型 N普通ふつうけい+かのごときN(ただし、Nだ」→「NであるかのごときN」)
この政治せいじは、福祉ふくし政策せいさく非常ひじょうくわしい。まるで学者がくしゃかのごとき知識ちしきりょうである。
責任せきにん追及ついきゅうしたが、A社エーしゃ責任せきにんしゃは、自分じぶんたちは無関係むかんけいだったかのごとき態度たいど説明せつめいつづけた。
いまではこのシステムはずいぶんふるくなっているが、この論文ろんぶんではさも最先端さいせんたんのシステムであるかのごとき説明せつめいがされている。どういうことだろうか」
となりまち昨日きのう大雨おおあめ被害ひがいけた。しかし、このまちは、あたかも平穏へいおんであったかのごとき様子ようすである。
その事件じけんはフィクションなのだが、映画えいががヒットしたこともあって、世間せけんではまるで事実じじつであったかのごときめられかたをしている。